「淡々とこなす」マインドでいこう! Part1

2018年1月7日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

2018年になりましたが、皆さんは、どのように年始を過ごしていますか?

私は、全く年末年始感が無いまま過ごしていますが、あまり連絡などに煩わされないこの時期に、昨年やり残したことや、なかなか着手できなかったことを、ひたすらこなしています。

やっていることは、仕事だったり、趣味だったり、様々なのですが、その中でも、もっとも頭痛の種だったのが、レコードの取り込みです。

「レコード」というのは、音楽を再生する、あのプラスチックの円盤のことです。

ここ最近は、「アナログブーム」「レコードブーム」などと言われて、レコードをコレクタブルアイテムとして購入したり、若い人達が物珍しさから買ったりと、色々な要因で流行りが再燃しているわけですが、私の場合、昨今のブームで購入したわけではなく、DJを始めたのが1990年で、それからしばらくはレコードでDJをしていましたので(2000年代初頭までCDやPCでDJはできませんでしたので)、その時代のレコードが大量にストックされているのです。

私の場合、DJはすっかりデジタルに移行してレコードは不要ですし、場所も占拠しているため、さっさと処分したいのですが、デジタルでは見つからない(リリースされていない)曲が沢山あり、それらを「PCに取り込んでデジタル化してから売ろう」などと思っている内に月日は過ぎ、しばらく放置していましたので、この正月シーズンを機に、一気に取り込み作業を行なっているという次第です。

ただ、この取り込み作業、なにぶんアナログレコードなので、一曲一曲再生しては止め、録音していかなくてはいけない上に、再生前にレコードをクリーナーで綺麗にし、録音したデータのファイル名に、アルバム名・アーティスト名・曲名を入力して…、などという工程が必要なため、とにかく面倒なのです。

と言っても、自分が好きで買ったレコードを聴くのは苦痛では無いので、他の作業を同時並行でやりながら、ひたすらに取り込みを行っています。

このような単調な作業は、億劫に感じてついつい先延ばししてしまったり、途中で飽きて集中できないことがありますが、単調であるが故に、「いつでもできる」と思ってしまい、気がつくと、そうした、あまり「気乗りしないタスク」が溜まってしまい、やる気を一層削いでしまうような状態になってしまうこともしばしばです。

しかし、そうした「気乗りしないタスク」が増えると、肝心の「自分のやりたいタスク」に割く時間も無くなり、全てが中途半端になってしまうスパイラルに陥ります。

そのようにならないために、「気乗りしないタスク」を「気にしないタスク」に変えていく唯一の方法は、「淡々とこなす」ことです。

当たり前のことを言っているようですが、そもそもモチベーションが上がりにくい作業ですから、「淡々とこなす」気分にすらならないこともありますので、この「淡々とこなす」は、非常に重要な意識なのです。

私のレコードの話は、そもそも趣味の「やるべきこと」ですので、全くプレッシャーはありませんが、これが仕事であれば、話は別です。

やる気が起きないという状態が続いている間に、締め切りが近くなってしまったり、あるいは、気乗りしないことを言い訳に、クオリティが低下してしまうこともあるかもしれません。

仕事でなくとも、家の掃除や、日々の雑事でも、そうしたことが起こるかもしれません。

皆さんにも、そのようなことが原因で、色々なことがうまく回らなくなってしまった、といったことがあれば、新しい年を迎えた今だからこそ、改善する習慣を身につけてしまいましょう。

肝心の解決方法ですが、これは、「淡々とこなす」習慣を身につけることを「淡々とこなす」しかありません、笑

冗談を言っているように聞こえるかもしれませんが、これは、前回「時間に囚われないマインドづくり!」でお話しした内容に共通します。

何かをするときに、ためらったり、あれこれ考えてしまうのは、「やらない自分」を正当化しようとして、なんとか「やらない理由」を考えてしまっている結果です。

つまり、前回もお話ししたように、「気乗りしない」作業に手をつけることをためらっている自分を、無意識の内に「自分の当たり前の状態」=「コンフォートゾーン」にしてしまっているからで、これを「やらないと気が済まない」という「コンフォートゾーン」に変えてあげれば良いのです。

「コンフォートゾーン」とは、「自分にとって心地の良い環境」のことですが、私たち人間は「ホメオスタシス=恒常性維持機能」の働きによって、自分の持つ「コンフォートゾーン」を外れようとすると、大至急元の状態に戻そうとします。

ですので、この「コンフォートゾーン」を自分自身で変えてあげる、というのが、この方法の根幹にあります。

そこで、前回もお話ししたのが、「敢えて面倒なことをやる」という方法です。

面倒と言っても、いきなり難しい作業をやりましょうということではなく、普段ならスルーしてしまうような、床のちょっとしたゴミを気づいた瞬間に拾って捨てる、などの単純な作業による習慣化です。

そんなちょっとしたことでも、認識した瞬間に行動に切り替えられる習慣が身につけば、あとは、思わずためらってしまうようなことに、その意識を適用し、少しずつレベルアップしていけば、どんなことも「淡々とこなす」ことのできるマインドが作られるはずです。

2018年をより良い年にしていくためにも、皆さんには、「気乗りしないタスク」を、どんどん「気にしないタスク」に切り替え、自分の最もやるべきことに時間を使って、更なる成功を目指して欲しいと思います!

この「「淡々とこなす」マインドでいこう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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