皆さん、こんにちは。
一つ前の記事で、静岡を訪れた話を書きましたが、途中、人身事故の影響で、大幅にダイヤが乱れ、予定の新幹線に乗ることができませんでした。
そもそも、普段電車を利用する機会が少ない上に、新幹線も年に一度利用するかどうかですから、本数や停車駅の限られている新幹線を逃したとあって、割と焦ってしまいました、笑
結果的に、少しだけ早めのスケジュールで予定していたことと、目的の駅に停車する号がそれなりの本数あったため、なんとか予定の到着時間には間に合いました。
私の子どもは、今年から中学に進学し、色々なことでステップアップする年齢になるため、どんなことでも「事前に準備をして、余裕を作っておけば、全てのことが楽になって楽しむことができる」、と散々言っていたので、時間に間に合ったとは言え、「もう少し事前の下調べが必要だったな」と反省しました。
「事前に準備しておけば余裕ができる」というのは、人間誰しもわかっていることですが、逆に予定までの時間がたくさんあると、却ってギリギリまで予定を立てたり準備をしない、ということは、皆さんにもあるかもしれません。
ついつい時間にルーズになってしまう方は、予定にキッチリしている人からすれば、「なぜできないの?」と思われてしまいますが、ルーズな習慣が当たり前になっている人にとっては、「時間に遅れることが良くない」とわかっていても、時間に遅れることがコンフォートゾーンとなってしまい、「早くしよう」と思っていながら、いつものようにギリギリまで準備しない、というスパイラルに陥ってしまいます。
「コンフォートゾーン」という言葉は、これまでの記事でもお話しましたが、「自分が心地よいと感じる環境」のことを言います。
時間に遅れることが「コンフォート=心地よい」なわけはありませんが、脳の中で「事前に準備しない=何もしないのが楽」と判断しているため、結果的に、準備しないで遅れる方を選択してしまう、というのが、時間にルーズになってしまう理由です。
時間にルーズな人にとっては、ルーズな習慣からなかなか抜けられないものですが、「自分は時間にルーズかも?」と思われる方は、まず、小さなとこから訓練してみましょう。
例えば、「いつも登っている階段を10秒以内に登り切ろう」とか、「歯磨きと身支度を5分以内に終わらせよう」など、短い時間でできる毎日の習慣の中で「時間を意識する行動」を増やしていくと、自然と時間感覚のコンフォートゾーンが、「ルーズ」から「キッチリ」へと向かっていることに気づくはずです。
時間のコンフォートゾーンが「キッチリ」へ移行してしまえば、あとは、意識がしやすくなりますので、どんどんと時間や気持ちに「余裕」ができていると実感し、時間だけではなく、視野や思考にも余裕ができて、新しいアイデアが生まれやすくなるでしょう。
この「余裕を作ろう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。