皆さん、こんにちは。
最近、アメリカ人の親戚がいることが判明し、「英会話スクールにいかなくても、ネイティブと話す機会ができた」と喜んでいます、笑
ところで、このところ、色々なことが、以前からイメージしていたように進んでいます。
「イメージしていた」と言っても、良いことばかりではなく、その内のいくつには、解決が難しい「困難」なこともあります。
良いことに関しては、努力を怠らない限り、放っておいても順調に進んでいきますが、「困難」なことについては、放っておいても、解決することはありません。
しかし、多くの人は、「困難」な局面にぶつかると、差し迫る事態を目の前にスローダウンし、やがては思考停止してしまう傾向があります。
私も、人生を振り返れば、そのように振舞ってしまったことはありますが、焦燥感に任せて「困難」という状況しか見えなくなり、現実逃避したり、自分自身を止めてしまうことは、ただ時間だけが過ぎていくだけで、何の解決にもなりません。
自分の未来は、自分が死なない限り必ずやってきます。
だからと言って、自殺した電通社員のように、死を選択するようなことは絶対にすべきではありませんが、どの道その「困難」は、日毎に秒毎に目の前にやってきます。
ですから、それがどんな状況であれ、どうせやってくる未来ならば、何か行動すれば良いのです。
例えば、椅子に座って落ち込んでいるならば、PCやスマートフォンで何かを検索したり、何もせず家にこもっているならば、外に出て少しでも刺激を与え解決のヒントを探す、といった具合にです。
「そんなことしたって、どうにもならない」と思う方もいるかもしれませんが、何もしないよりも、何かした方が、何かを見つける確率は絶対に上がります。
人間には、当ブログでも度々お話している、「スコトーマ」というものがあります。
「スコトーマ」とは、脳の視覚情報処理における「盲」が生じる領域のことを言いますが、それに転じて、自己啓発界隈では「心理的盲点」を意味する言葉として使われています。
つまり、その「スコトーマ(心理的盲点)」によって、本来認識できるはずの解決方法が、無意識下で脳がスルーしてしまい、気づくことができなくなっているのです。
「何もしないよりも、何かした方がよい」ということは、その解決方法を見えなくしている「スコトーマ」を取り去り、解決方法を見つけるための刺激を与える必要があることを意味しています。
又、以前の記事でもお伝えしたように、脳は、大脳辺縁系と呼ばれる部位により、「情報の重要性」をフィルタリングしますので、何もしなければ、「重要な情報」、つまり、「困難」の解決策について重要性を見いだすことができなくなり、それが目の前にあったとしても、あっさり見過ごしてしまうようになるのです。
「スコトーマ」を外し、「情報の重要性」を見つけるためには、とにもかくにも行動することですが、まずは、普段気づかなかったことを見えるようにするために、見慣れていない場所に行ってみたり、あるいは、日常的に通る道で見過ごしているものが無いか探してみましょう。
「新しいものを探す」という行為は、必ず、物事を見極める機能を活性化します。
時間的に余裕があるならば、頭をフル回転させるような行動、例えば、普段「面倒」と思っていたことに一生懸命取り組んでみたり、関心のある分野の本を無心に読むといったことがオススメです。
いずれにせよ、一番良くないことは、思考を止めてしまうことです。
ところが、人間には、「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という機能があり、自分を取り巻く環境や、自分自身に大きな変化があると、それを食い止めようと、いつもの状態に戻そうとします。
それ故、「思考停止」してしまうのは、この「ホメオスタシス」が「困難」な状況を避けようとし、「困難」に打ち勝つために普段以上の能力を使うことを食い止めようとするからです。
しかし、この「ホメオスタシス」のせい性質を逆手に取り、「困難に打ち勝とうとする自分が普通である」とイメージできれば、「困難」を乗り越えるために、脳が勝手に機能するようになります。
つまり、見慣れぬ場所にでかけたり、何かを探したり、手間のかかることをしたり、大量の文字を読むという行動は、この「困難に打ち勝とうとする自分」をイメージさせるためのきっかけとなる行動なのです。
皆さんが、何か「困難」にぶつかった時には、私たち人間に備わっている「ホメオスタシス」を味方につけ、「困難に打ち勝つ自分」という強力なセルフイメージを作るよう行動すれば、必ず「困難」を乗り越えることができるはずです!
この「困難に打ち勝つ処方箋!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。