皆さん、こんにちは。
今日も英会話レッスンがあったのですが、毎度、英語を使うたびに感じることは、「100%の自分では無い」ということです。
当たり前ですが、私の母国語は日本語で、使用している言語の割合も圧倒的に日本語の時間の方が多いので、英語力が日本語に勝るという状況は、今のところ遥か彼方です。
それでも、時間的な制約はさておき、ボキャブラリーやイディオムなどのストックが障害であるからして、まずはこれを改善しようと、レッスン帰りに、早速、英検1級とTOEFLの本を購入してきました、笑
私は、TOEFLも英検1級も受験経験はありませんが、高校時分には、SATやTOEFL、英検1級などの本を学習用に使っていましたので、目を通した限り、ほとんどの単語の意味は理解できていました。
しかし、これらの単語が会話の流れに自然と出てこないのが、目下、私の問題で、やはり日々のトレーニングが必要だと痛感しています。
昨日の記事で紹介した「睡眠の科学」という本によると、言語機能などを含む運動機能は、脳の前頭前野にある、補足運動野や運動前野という場所でイメージ(リハーサル)をして、運動パターンを選び出し、それを実行に移すそうです。
そして、この運動パターンがブラッシュアップされることで、前頭前野のリハーサルを介さずに運動パターンを選び出すことができるようになり、それが「運動の上達」という状態になるとのことです。
つまり、スポーツなどのいわゆる運動の他に、言語を司(つかさど)るという運動も、その動きのイメージが定着すれば、自ずと「上達」することができるのです。
私は、苦手だと思っていたサッカーや料理も、大した練習もせずに、イメージトレーニングである程度上達しました。
英会話もイメージトレーニングを取り入れてきましたが、やはり言語は知識がベースとなっていますので、+αは必要です。
言語脳力は、特に前頭前野の働きが必要ですので、今後は、イメージトレーニング+更なる知識の吸収で、英語バージョンの自分をアップグレードしようと息巻いています。
ところで、このような脳の仕組みや働きを知ると、自分の行動が具体化しやすくなります。
特に、自分が理想とする生活パターンや、成功者の行動をなぞらえようと努力しても、「なかなか習慣化できない」という人であれば、こうした脳の仕組みを理解することで、改善の助けになるはずです。
また、逆に「できない」という状態にしているのも、自分自身、つまり、自分の脳ですので、脳の機能を思い浮かべながら、自分の理想とする状態をイメージすることで、前頭前野で処理せずとも、無意識に習慣化できるようになるでしょう。
又、自己啓発的に言うところの「スコトーマ(心理的盲点)」は、「睡眠の科学」にも書かれているように、大脳辺縁系によって「情報の重要性」をフィルタリングすることによって起こっていると考えられます(「RAS/網様体賦活系」が情報をフィルタリングするという記述もよく見かけますが、その後の研究で、網様体賦活系の概念は間違っているとのことです)
脳について知ると、脳がいかに素晴らしい機能であり、私たちの活動の支えとなってくれているということがわかります。
皆さんも、何かに行き詰まったら、自分自身が「脳」という高度な器官を持っているということに自信を持ち、この「脳」を武器に、最高の自分をイメージしてみてください!
この「なんでもイメージトレーニング!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。