楽をするための楽は無い! Part1

2017年3月22日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

今日は、小学校を卒業した子どもが、子ども同士でお台場(東京)のアミューズメント施設に行くということで、朝から待ち合わせの駅まで送ってきました。

その際、通学ルートの一つを通り、子どもが「この道たまに通る」と言ったのですが、そのルートは自分の通学ルートではなく、「寄り道」のルートでした。

子どもの学校では、「申請したルート以外で登下校してはいけない」というルールがあり、「たまに通る」と言っていたのは、ルール違反していた「通る」だったのです。

もっとも、寄り道しているのは知っており、又、その理由が「友達にそそのかされていた」ということも知っていました。

寄り道をそそのかした子は、挨拶もできて身なりもちゃんとしている、悪い子では無いのですが、その子がしばしばルールを破ったり、嘘をついてさぼったりしているのを目にしていました。

私の子が「話の面白い友達と帰りたい」と思う気持ちは察していましたので、「たまには仕方ない」と許していましたが、寄り道をそそのかしていた子のルール違反や嘘、何かをさぼる癖が気になっていたため、「仲良くするのは良いが、そういう場面では距離を置くように」と伝えていました。

遊びたいがために嘘をついてさぼったりするのは、目の前の「楽(らく)」や「楽しい」ことを優先し、その先にある「より楽しい」ことや「本当に楽しいこと」が見えなくなっているためですが、結果的に、その子は、習い事や進学でうまくいかず、悲しい思いをしたようです。

自業自得と言えばそれまでですが、「ちょっと先を見て頑張れば、もっと楽しいことが待っていたのに」と思うと、子どもの頃から「目の前の楽なこと」がコンフォートゾーンになってしまうというのは、非常にかわいそうだと感じます。

「コンフォートゾーン」という言葉については、以前の記事でもお話ししましたが、自分の「心地よいと感じる環境」です。

将来失敗するやりかたが「コンフォート(心地よい)」なわけはありませんが、つい「目の前の楽なこと」に目がいきがちな人は、良い将来を望みながらも、「失敗」や「困難」を恐れて「何もしない=楽で心地よい」という道を選んでしまうことがあります。

「目の前の楽」を取っても、その先に「楽」や「楽しい」ことがあるとは限りません。
「本当に楽しいこと」は、そのために必要なことを通過して、初めて楽しむことができるのです。

それを理解するためには、常にゴールを設定し、コンフォートゾーンをゴール側にずらしてあげる必要があります。

仕事でも勉強でも、「楽をするための楽」というものは無く、「楽をするために頑張る」と気づくことで、より楽しい人生を送ることができるでしょう。

この「楽をするための楽は無い!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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