皆さん、こんにちは。
今日も「コーヒーを飲んでからジムに行こう」と思い、コーヒーを買って車のドアを開けたところ、シートが水浸しになっていました。
「もしや…」と思って、置いてあったバッグを開くと、予想どおり、トレーニング中に飲む水がこぼれていたのです、笑
なぜかと言うと、ボトルに水を入れた後、ちゃんと蓋をしていなかったからです。
こぼれただけなら良いのですが、トレーニング用のタオルや着替えが、全てずぶ濡れになっていたため、本日のトレーニングは無しとなりました。
と、前回のコーヒーの話といい、失敗ばかりの「こぼれ話」ばかりな感じですが、私は「ちゃんとふたをすればよかった〜」なんて、後悔はしません。
結果的には、午後までに終わらせておく仕事のことを忘れていましたし、その後の、スケジュールがスムーズになったので、今日は「トレーニング無し」で良かったのです。
開き直っているだけのように聞こえますが、基本的に、どんなことであれ、後悔をしたり、過去を振り返ってあれこれと逡巡(しゅんじゅん)することは、全く意味がありません。
今回の話であれば、確かに、ボトルをしっかり閉めなかったことが原因ですので、同じ失敗を繰り返さないように考える必要はありますが、それは、未来のことに対して「次はこうする」と一瞬考えればいいだけの話で、「あ〜、失敗した〜、こうすればよかった〜」と落ち込んだり、いつまでも滅入るのは時間の無駄であり、なにもプラスになることがないのです。
よく、現状に不満を持ちながらも「また、同じ失敗をしたくない」とか、過去の失敗を引きずって新しいことにチャレンジしない方がいますが、過去の失敗に囚(とら)われている人は、その状態に不満を感じていても、以前にお話した「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が働き、自分のコンフォートゾーン(心地よいと感じる環境)を失敗した過去と同じ状態に引き戻そうとします。
「コンフォートゾーン」という言葉が耳慣れない方は、「コンフォート(心地よい)なのに失敗した過去に引き戻すのは、おかしい」と感じるかもしれませんが、過去に囚われて先に進めない場合、大抵は「同じ失敗をしたく無い=何もしなければ失敗しないから、このままで良い」「新しいことをやりたいけれど、失敗する可能性が高い=失敗するかもしれないのに、努力するのは面倒」、といったことを考えていますので、「何もしない方が楽=コンフォートである」という状態から脱出できないのです。
本当に現状に不満があり、新しいことにチャレンジしたいと感じているならば、大きな目標を立てることも重要ですが、その前に「〜すればよかった」と考えたり、いつまでも後悔することがあれば、それらを無くすことから始めてみてください。
失敗や過去に引きずられ、立ち止まってしまう癖を無くすと、色々なことがスムーズかつスピーディーにこなせるようになり、自然と目標達成のための努力ができるようになるでしょう。
この「「すればよかった」はやめよう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。