脳力は身体から! Part6

2017年9月5日
自己啓発 読書

皆さん、こんにちは。

トレーディングを始めてからというものの、深夜、早朝もチャートが気になり、すっかり朝方になったのは良いのですが、睡眠時間が、平均7時間から、一気に3時間となったため、かなりの睡眠不足に陥っています、笑

睡眠といえば、以前の記事で「睡眠の科学」という本を引用し、睡眠時間についてのお話しをしましたが、この記事はとてもアクセス数が多く、皆さんがいかに睡眠について関心を持っているか、この数字から推し測られました。

この本には、「最も長く眠らなかったヒトのはなし」というタイトルで、不眠記録に挑戦した人物のことが書かれています。

紹介されている人物の一人は、1964年に17歳だった「ランディ・ガードナー」という高校生で、不眠記録に挑戦した彼は、11日間という不眠の記録を立てたそうです。

この挑戦の間、断眠2日目にして、非常に怒りっぽくなり、記憶にも障害が現れ、4日目以降には、強度の疲労感や言語障害が現れたとのことです。

二人目に紹介されている人物は、ラジオDJである「ピーター・トリップ」による、9日間におよぶ不眠不休のラジオ放送の記録です。

彼は、小児麻痺救済募金のためにこの挑戦を行なったそうですが、彼もまた、3日目以降に幻覚や妄想が現れ、放送の最中に意味不明な言葉を発するようになったと記録されています。

これらは極端な例ですが、人は睡眠不足に陥ると、なんらかの精神障害を起こし、脳がとても不安定な状態に置かれます。

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という二つの状態があることを、以前の記事でも触れましたが、彼らのような極度な睡眠不足に陥ると、通常先行して起こる「ノンレム睡眠」が短くなり、体だけが休息し、脳は活動している「レム睡眠」が、早く訪れるようになるそうです。

つまり、「レム睡眠」は睡眠不足を解消するために必要な状態であり、良質な「レム睡眠」をとらなければ、脳が不安定な状態になると考えられます。

実際、私自身も、うまくいっていたトレーディングに「乱れ」が見られ、冷静に相場を判断をすることができなくなっていました。

睡眠時間が3時間になり「使える時間が増えた」と喜んでいましたが、結果的に身体に負担をかけたため、「かえって一日が非効率になった」と反省しています。

又、睡眠不足が続くと、10代や20代のような若い年齢であったとしても、人の寿命を左右していると言われる「テロメア」という物質が劣化し、減少していくそうです。

つまり、睡眠が足りていなかったり、良質な睡眠をとらないでいると、いくら年齢が若くとも脳は衰えていき、病気にかかりやすく、早死にしやすい体質になるということが医学的に証明されています。

現代人は、睡眠になにかしらの障害を抱えている人が多くいますが、皆さんも、「すごく寝つきが悪い」「朝起きると、いつも体がだるい」ということがあれば、起きている時間を100%有効に使うために、良質で十分な睡眠を取ることを真剣に考えてみてください!

この「脳力は身体から!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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