脳は変わる! Part2

2017年8月7日
子育て 自己啓発

皆さん、こんにちは。

当ブログでは、著書「成功するフリーランス:年収一千万円は簡単に実現できる」にまつわるテーマや、著書で書ききれなかった内容などを書いていますが、今回は、子育て寄りの内容をお話ししたいと思います。

昨日の記事では、「ニューロプラスティシティ 脳は変わる」という本を紹介しながら、人間の神経系は、生まれたときに構成されたまま育っていくのではなく、外的要因によって、その機能や構造が変化していく、というお話をしました。

又、環境によって神経系が変化するという「神経可塑性(しんけいかそせい)」という性質は、私たちの潜在能力を引き上げる役割も担うということもお伝えしました。

この「神経可塑性」は、母親の胎内にいる時にでさえ起きている現象で、お腹の中の赤ちゃんに音楽を聴かせたり話しかけたりすることが「胎教」になるといったことも、胎内の赤ちゃんの神経に影響を与えているからです。

幼年期になると、早くから英語を習わせたり、ピアノやバイオリンを習わせたりする家庭もありますが、これも、単に早期教育が才能を伸ばすという、ぼんやりとした理由ではなく、「神経過疎性」によるものなのです。

しかし、一方で、幼少期から虐待を受けたり、愛情を注がれず育てられたりすると、子どもは、無意識の内に、自身の置かれた状況に対して感情的な反応を抑えるようになり、神経系の構造も変化してしまいます。

それでも、無関心な親に育てられ内向的になったラットが、その後、毛づくろいを一生懸命してくれる親元にやると、活発な性格に変化するように、人間の子どももまた、愛情を与えられる環境に身を置けば、健やかな精神状態に戻ることができます。

子育てをしている大人は、つい、自分が育てられてきた環境や、現在の自分の目線から子どもを見てしまいがちです。

その結果、理由を示さずに、子どもの主張や気持ちを抑えつけてしまったり、子どもを貶(おとし)めるような物言いで怒鳴りつけてしまい、意図せず子どもの能力を引き下げてしまうことが、しばしばあるように思います。

私の著書「思春期の男の子を持つ、お母さんのための処方箋」の副題に、『「いいからやりなさい!」って言ってませんか?』と記しているのは、理由無く、大人の都合で子どもの可能性を潰して欲しくないという思いからであり、又、自分自身もそのような親にならないように心がけているからです。

夏休み真っ只中(本記事執筆時点)、子どもと過ごす時間が多い方もいらっしゃると思いますので、この機会にぜひ、子どもとの接し方を再確認し、皆さんの愛情で「コンフォートゾーン」を引き上げ、子どもの能力を引き出すとともに、親子の絆を深めてほしいと思います!

この「脳は変わる!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


ENTRY LIST

DJ Streaming on Twitch

コーダー/プログラマーのための電子書籍ハウツー: そろそろブログやSNSじゃなくて、本にまとめてみたら?

続・成功するフリーランス – 年収1000万円は簡単に実現できる: フリーランスを15年やってみてわかったこと

木を食べる: 花粉症・ダイエット・健康食品・食糧革命への福音書

思春期の男の子を持つ、お母さんのための処方箋: 「いいからやりなさい!」って言ってませんか?