プラシーボを味方に! Part1

2017年5月11日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

昨日の記事で、私は極度の貧血であるとお話ししましたが、処方してもらった薬を飲み出してから、急激に調子が良くなり、ジムのプールではウォーキングに止めていたのですが、元気がありあまって思わず泳ぎたくなってしまいました(が、「おとなしくしたほうがよい」と言われたので、泳ぎませんでした)

貧血を改善するための薬なので治って当然なのですが、この2年間ほど、つらくなるタイミングが徐々に増え、逆にそれが普通の感覚になってしまったくらいだったため、まるでスポーツ選手がドーピングしたかのような改善っぷりでした。

とは言え、半分は、プラシーボ効果のような気はしています。
もっとも、処方された薬自体、偽薬(ぎやく)ではありませんので、厳密にはプラシーボとは言えませんが、この急激な快復ぶりは、プラシーボ効果も手伝っていると言わざるをえません。

「プラシーボ効果」とは、偽薬を本物の薬のように仕立て、それを本物の薬だと信じ込むことで、実際に改善される効果のことを言います。

私は、プラシーボはあくまで改善のためのトリガーに過ぎず、実際に症状を良くしているのは、人間の持つ「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」のおかげだと思っています。

ホメオスタシスについては、これまでの記事でも説明しましたが、例えば、人間が外気に合わせて体温を一定に保とうとするように、なにか体に異常があった際、それを「平常」とされている状態に引き戻そうとする機能です。

つまり、私の場合で言えば、医者に行き、胃カメラ検査で内臓が正常であることがわかり、薬を処方されたことで精神状態が一気に安定し、実際に効果のある本物の薬を呑むことで、(あくまでも推測ですが)倍以上の効果が生まれたのではないかと思っています。

格好良く「プラシーボ」と言っていますが、平たく言えば「思い込み」ということです。

しかし、この「プラシーボ=思い込み」を味方につければ、病気に限らず、どんなことに対してもポジティブに対処することができます。

昨日の記事でも似たようなことをお伝えしましたが、「なかなか前に進めない」とか「チャレンジするのが不安」といった悩みを抱えている人は、私の例とは逆に、悪い「プラシーボ=思い込み」を持ち続けてしまっているからに他なりません。

多くの場合、「自分に自信が持てない」という「プラシーボ=思い込み」を自分に処方し続けることで、未来への不安を引き起こしていますので、その「プラシーボ」を無くすためには、新しい「プラシーボ」を自分自身に処方しなおしてあげましょう。

もしチャレンジしたい大きなことがあるならば、それは一旦忘れて、少し小さな目標をいくつか設定します。そして、それらをクリアするために「自分は自信がある」というプラシーボを処方していきます。

小さな目標をクリアしていく毎に、新しい「プラシーボ」への信憑性(しんぴょうせい)が高まり、その後は「自分は自信がある」という「プラシーボ=思い込み」をトリガーに、どんなことでもチャンレジできる自分になっているでしょう!

この「プラシーボを味方に!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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