皆さん、こんにちは。
今日は、家族で食事にでかけた帰りに、子どもと、脳の「現状維持機能」について話をしながら帰宅しました、笑
「現状維持機能」は、自己啓発に詳しい方であれば、耳にしたことがあると思いますが、これまでの記事でもお話しした「コンフォートゾーン(自分が心地よいと感じる環境)」に合わせて、その現状を維持しようとする機能のことを言います。
身体的な側面で言えば、前の記事でお伝えした「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という言葉に置き換えられますが、私たち人間は、気温が低ければ体温を上げ、気温が高ければ発汗して体温を下げるように、身体が最適な状態を維持するための機能を持っています。
脳も同様に、自分が心地よいと感じる環境を維持しようと、自分の行動ややる気を現状のままに抑えつけようとするわけです。
体温の維持も、厳密に言えば脳が指令して肉体を動かしているわけですから、脳は、皆さんの肉体だけでなく、気持ちをも現状へと引っ張るようにできているのです。
そんな「現状維持機能」についてのYouTube動画を子どもに勧めたところ、“ながら見”しながらも割と内容を理解していましたので、子どもの好きなサッカーの話題に絡めて、雑談程度に語りながら家路に向かいました。
現状維持機能は、基本的に自分自身によって制御されますが、時に「ドリームキラー」と呼ばれる外的要因により、「コンフォートゾーン」や「エフィカシー(自己能力の自己評価)」を下げられ、自分の行動や気持ちをストップさせることがあります。
「ドリームキラー」とは文字どおり、夢を殺す人、つまり、なにか高い目標を立てる人に対して足を引っ張ったり、モチベーションを下げる言葉を投げかける人たちです。
私は今日、仕事の話で、少しだけドリームキリングされた気持ちになり、高く設定したゴールを引き下げられそうになっていたのですが、家族で美味しい食事をたべ、帰りには子どもと「現状維持機能」について語らうことができましたので、一気にエフィカシーが上がり、残念に思った気持ちも吹っ飛んでしまいました。
何かにチャレンジする時、誰しも失敗する可能性が潜んでいますが、成功を目指すフリーランスや独立起業家の皆さんは、「失敗」をネタにドリームキリングされてしまうことがあっても、脳の中で醸成(じょうせい)したエフィカシーを下げることなく、どんどんと高いゴールを目指してほしいと思います。
この「ドリームキラーに負けるな!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。