皆さん、こんにちは。
皆さんは、温泉に行ったりしますか?
私は、温泉マニア、とまではいきませんが、温泉は好きで、大小問わず色々な温泉に行くことがあります。温泉と言えば、露天風呂ですよね?私は、特に寒い日、お湯で身体が温まり、外に出ている顔がヒンヤリしているのが、とても好きです。
「温泉好き」とは言っても、しょっちゅう温泉に足を運べませんので、平日は、午前中のトレーニングの後、ジムの露天風呂に入るようにしています。
ただ、やはり、湯船に入るまでのちょっとした道のり、特に冬ならば、裸で歩いて行くのは少し「気合い」が要りますよね、笑
そんな時、「ホメオスタシス、ホメオスタシス」と考えながら、ヒンヤリした空気の中、露天の湯船に向かいます。
「ホメオスタシス」とは、「恒常性維持機能」、つまり、生き物が自分の体内の状態を一定に保とうとする機能です。
実際は、そんなことを考えなくても、この「ホメオスタシス」のおかげで、勝手に体温調整してくれるのですが、やはり「寒い」と思うと、気持ちも引っ張られて余計寒く感じますので、いつも、そのように心の中でつぶやいています、笑
「ホメオスタシス」というと、自己啓発などの分野では、「エフィカシー」や「コンフォートゾーン」などといった言葉とセットで出てくることがあります。
「エフィカシー」や「コンフォートゾーン」は、以前の記事でも出てきた言葉ですが、「エフィカシー」とは、自己能力の自己評価、つまり、自分がどれくらい能力を持っているかについて、どれくらい自身を評価しているか、という尺度のことです。
又、「コンフォートゾーン」とは、文字どおり自分に適していると考える範囲、つまり、自分が居心地のいいと感じる環境のことを言います。
これら二つの言葉については、また別の記事で詳しく書きたいと思いますが、「エフィカシー」や「コンフォートゾーン」は、自分の脳内で決定していることで、露天風呂で体温を自動調節してくれるのと同様、「エフィカシー」や「コンフォートゾーン」も、この「ホメオスタシス」が作用して、自動的に現在の「エフィカシー」や「コンフォートゾーン」に自分を収めようとします。
つまり、「自分にはこのくらいの能力しかない」とか、「自分の居心地が良い環境は、平均的な生活だ」と脳内で意識していると、ホメオスタシスによって、その尺度・環境に収めようとしてしまうのです。
口では、「ああいう人になりたい」とか「もっとお金を稼ぎたいな」と言っていても、自分の脳内で、自身の尺度・環境を決定していれば、それ以上の努力や頑張りに対する意識が無くなってしまうのです。
ですから、皆さんが、もし「現状をなかなか抜け出せない」のように思われているならば、例えば、寒い季節などに「ホメオスタシス、ホメオスタシス」と言って、意識を変えるようつぶやいてみてください、笑
「冷え性なんで無理!」という方は、ジョギングで「ホメオスタシス」と言って少し距離を伸ばしてみるとか、仕事で頑張れないような状況の時に「ホメオスタシス!」と言って、頑張ってみるなどでも良いでしょう。
この「なんでもホメオスタシス!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。