皆さん、こんにちは。
今日は、縁あって、福島に向かっています。
私が言うまでもなく、震災以降、色々と困難を乗り越えてきた福島ですが、震災後に訪れたい思いがあったということもあり、又、初めて訪れる場所なので、とても楽しみです。
福島へは、東京駅から東北新幹線に乗って移動していますが、週末ということもあり、そもそも混雑している東京駅は、より利用客が多かったように思います。
昼時ということもあったので、乗車前に弁当を物色しようと思い、構内を歩いていたのですが、以前の記事のディズニーランド閉園後の人々のように、人が流れる様子を見て、同じことを感じました。
利用者たちは、それぞれ乗車予定のホームへ向かっているのだと思いますが、混雑の中、人の流れる方へ盲目的に突き進んでいて、少し端に寄れば空いている道があることに気づいていません。
東京駅は、駅弁売り場も充実していますが、どちらかと言うと、人の流れの途中にある大きく「駅弁」と書かれた店にばかり集まっており、「少し歩けば、もう少し色々店があるのに」と、密集した行列を横目に、目当てのお店に向かいました。
もっとも、駅弁ショップも人の流れを意識した店構えにしているのでしょうし、そもそも、その店の駅弁を買いたい人がいたのかもしれませんが、たまにこのような密集した場所に来ると、人は大きな流れに乗りがちだということに気がつきます。
行列でもなんでも、流れに乗って前に進むことは、自ら方向を探し行き先を定める必要が無いためとても楽な行動ですが、流れに任せているが故に、流れの外にあるモノやコトに気づくチャンスを逃してしまいます。
時には、流れに乗ってしまった方が得をする場合がありますし、ビジネスであれば、時流をつかむこともスキルの一つです。
しかし、ビジネスなどの場合、流れができていると言うことは、「一番初めに流れを作った人がいる」ということですから、新しいアイデアやチャンスは、その誰かが既に手にしていることになります。
又、上述のように、流れに乗ってしまうと、その外側にあるコトに、なかなか気がつきません。
「マス(大衆)」を意識し、それを相手に仕事をすることも必要ですが、自らが、マスに流されてしまうと、自ら開拓できたかもしれないチャンスを逃したり、千載一遇のアイデアを手にすることができないかもしれません。
成功を目指すフリーランスや独立起業家の方ならば、自らが流れを作る人物になり、マスが目指す道標(みちしるべ)的な存在になりましょう。
この「マスに流されるな!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。