皆さん、こんにちは。
電気自動車のパイオニアであるTESLA、そして、民間宇宙航行を実現しようとしているSpace Xや、新世代の高速移動手段、HyperLoopを開発するイーロン・マスクが、人間の脳とAIを直結するシステムを作るべく、Neuralink社を設立しました。
元々、「AIが既存の人間の生活スタイルの脅威になる」とコメントしていたイーロン・マスクが、自ら、人間とAIを融合するプロジェクトを立ち上げたのは、とても興味深いと思うと同時に、漫画/アニメの「攻殻機動隊」の世界がもうすぐやってくるか、と、進歩の速度に感心します。
もっぱら色々なメディアで言われているように、人間がこれまでに行ってきたレジ打ちやライン工のような単純労働は、早々にロボットやAIに置き換わります。
それ以外にも、弁護士などの士業の一部など、ビッグデータを利用すれば、人間が必要なくなる仕事も多く予想され、それが現実になりつつあります。
近頃、Fakeニュースや、記事を盗用していたメディアが問題になりましたが、AI自身が意図的にFakeニュースを作り出す日も遠くはないかもしれません。
既存の仕事が消滅、あるいは、変容していく一方、AIやロボットは、人間の仕事を便利にする前提で作られていますから、その流れに従って生活スタイルを適応することができれば、より人間の生活は豊かになります。
もっとも、AIやロボットによって、生活の「面倒」が無くなる一方で、上述の様に、今、携わっている仕事が無くなるのであれば、仕事をする/お金を稼ぐ必要がある人は、新しいワークスタイルを模索する必要があります。
そこで重要になるのが、やはり、これまでにも当ブログで出てきた「自分の価値を高める」ということです。
AIは、2017年現在でも優秀なプログラムに成長していますが、この先数年で、もっと優秀になります。しかし、所詮、AIは人間が作り出したものですから、人間でしか創出し得ない価値があります。
その「価値」は、皆さんの趣味趣向、あるいは、職種によって様々ですが、現状にしがみつかず、急速に進歩している現状を無視することなく、自らの価値を見直していけば、AIには負けない人間になることができるでしょう。
この「AIに負けない人間に!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。