皆さん、こんにちは。
昨年は、体調を崩したこともあって、しばらく忙しくしないようにしていたのですが、年初から体調も快復し、色々と周りの状況も変わってきたため、積極的に仕事に向かうようにしていました。
しかし、これも自らの気持ちに引き寄せられているものなのか、既存のクライアントに加えて、しばらく連絡していなかった様々な方面から仕事のオファーが舞い込み、予想以上に多忙な状況になっています。
月並みな表現ですが、忙しいという漢字が「心を亡くす」と書くように、忙しいとついつい心に余裕が無くなり、感情が不安定になったり、場合によっては、忙しさの悲鳴が、嬉しい悲鳴から、苛立の悲鳴になってしまうこともあります。
私は、普段、本業に加えて、炊事洗濯などの家事全般から、子どもの習い事の送迎や勉強の面倒などもおこなっており、ただでさえ自分の時間を犠牲にしているのに、キツキツのスケジュールになると、気持ちは沸点に到達しそうになり、心に余裕が無くなってしまうこともしばしばです。
人は心に余裕が無くなると、自分が行なっていることのどこかに綻び(ほころび)ができた途端、それぞれの質が低下し、やがて全ての質やスピードが低下すると共に、自身の管理能力が崩壊してしまいます。
私は、そこまでに至ったことは、過去に、二回しかありませんが、それでもギリギリのところで持ちこたえるようなことも、時々は経験しています。
それでも、私が多忙な中、モチベーションを保つことができるのは、一日に最低一つ、「好きなこと」をやるようにしているからです。
もっとも、生業(なりわい)であるインターネット関連の仕事は、もともと好きで始めたことなので、仕事内容によってはそれ自体を楽しむことができるのですが、それでも毎回趣味のように自由にできるわけではありません。
ですので、私は、お金にならないことでも、何かしら好きなことをする時間を詰め込むようにしており、その時間によって毎日のモチベーションの燃料にしているのです。
最近であれば、先日もお話しした、友人の飲食店のための選曲作業であったり、あるいは、だいぶ以前にお話しした、トレーディング(FX)を隙間時間に行なったりと、何かに夢中になる瞬間を一日の中に必ず設定しています。
しかしながら、多くの場合、「忙しい時に、そんなこと考える余裕が無い」と言う人がほとんどです。
自動車でもパソコンでも、自身の機能を無理やりフル回転させすぎると、オーバーヒートし壊れてしまうように、人間も心身ともにフル回転させ続ければ必ず壊れてしまうタイミングが訪れます。
又、オーバーヒート寸前で仕事をしていると、その状況は必ず自分の周りにも波及し、ネガティブなエネルギーを与え、結果的にその倍のネガティブが自分にフィードバックされてしまいます。
多忙な状況は喜ぶべきことですが、それをネガティブなパワーにしてしまうのか、はたまた、ポジティブなパワーへと転換できるかは、自分次第です。
ポジティブなパワーの燃料は、自身が日々充足感を得て、未来への更なる燃料をどれくらい蓄えられるかにかかっています。
そのためには、いかに心を満たすことのできる時間を過ごせるかにかかっています。
「時間が無い」と言っても、一日の内に仕事をしていない時間は必ずあるはずです。
もしくは、「やらなくても済む」ことを毎日ルーティンのように繰り返している、ということもあるでしょう。
そうした時間は、意識的に調整すれば、1〜2時間の空き時間へと転換することができます。
一日の内に、少しでも充足感を得られるようになると、不思議とモチベーションも高まり、追われていた仕事や雑事のスピードや質も一気に上がり、無理やり作っていた空き時間は、自然と増えるようになります。
つまり、大抵の場合、心の余裕を失ったことによって、全ての効率が低下し、その結果、「好きなことをするための時間すらない」という状況を自ら作り出してしまっているのです。
そのような状況を回避するためには、まず、無理やりにでも空き時間を設定し、「やりたい」と思っていたことを5分でも、10分でも、やるようにしましょう。
そもそも、「そこまで忙しくない」という方でも、他のことを忘れられるくらい集中できる時間を多く持てるようになると、他の全てのことが効率よく回転し、さらなるモチベーションを生み出すことができます。
そして、日々の充足感が高まり、モチベーションが向上するようになれば、自身の「コンフォートゾーン」は、「どんなこともバリバリこなして毎日を楽しんでいる自分」というイメージに書き換わり、次のステージへと一気に駆け上がることができるはずです!
この「「好きなこと」を燃料に維持する成功へのモチベーション!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。