皆さん、こんにちは。
今日は、子どもと美容院にでかけました。
私と子どもは、同じ美容院にお世話になっているので、大体、同じ日にカットしてもらうのですが、その道中、子どもが「いつも帰りに通ってる道だ」と、下校時のルートを教えてくれました。
そして、「もっと近い道あるかもしれないけど、わからない」と言うので、「Google Mapsで別ルートを調べればいいじゃん」といったやりとりをしつつ駅へと向かいながら、下校ルートの話は、資本主義の話題にまで発展しました。
子どもは、「やりかたがわからない」と面倒がっていたので、ちょっと調べればわかるということと、ただ出てきた情報だけを受け取るだけの人間は「消費するだけ」の人になってしまうと諭しつつも、あまりピンときていない様子だったので、子どもの好きなサッカーの話などをしながら、説明をしました。
話していたのは、単なる駅までの道のりについてですが、私が伝えたかったのは、ただ情報を受け取るだけの「消費型」よりも、受け取った情報をさらに深掘りし、比較しながら考える「発展型」であるべきだ、ということです。
サッカープレイヤーであれば、何も考えず敵陣に向かって走り、適当な場所でパスが来るのを待って、やってきた来たボールを闇雲に蹴るだけでは、戦略的な試合展開ができず得点にはつながりません。
自チームのゴールへとつなげるためには、相手のポジションを常に確認し、味方とうまく連携しながらパスを回して、即座に次のポジションへと移動するといった、能動的な環境認識と最適な動線を思考する必要があります。
スマートフォンやインターネットといった現代のインフラは、どんどん便利になり、「何も考えなくても」操作できるよう、日々改善されています。
利便性という面だけで考えれば、それ自体、素直に享受すればよいことですが、便利さに任せて、無思考に目の前ことを吸収し続けていると、やがては、本当に思考することができなくなり、ただひたすら受動的に「消費」するだけの人間になってしまいます。
資本主義における主目的を単純に表現してしまえば、「お金を稼ぐ」ことなわけですが、「消費型」の人間は、ただ与えられた仕事をこなし、与えられた情報だけを受け取り、決まった枠のなかでしかお金を得ることができません。
もちろん、それが「安定」を意味する場合もありますが、かつての「安定」も今は昔で、保証された「安定」は、もはや無いに等しい状況です。
フリーランスや独立起業家のような方ならば、なおさら「枠」に収まったやり方はできません。
私の好きな言葉に、アレクサンダー・グラハム・ベルの「Leave the beaten track occasionally and dive into the woods. Every time you do, you will be certain to find something you have never seen before.」という一節があります。
アレクサンダー・グラハム・ベルとは、電話を発明した人物ですが、この一節では、「時々、踏み固められた道から離れて、森に飛び込んでみよう。そうすれば、今まで見たことのない何かを発見することができるだろう」といったことを伝えています。
つまり、「誰もがやっていることではなく、別の視点から物事を考えれば、新しいアイデアを見つけることができる」といったことを意味しています。
もはや、誰もが話題にするテーマになってしまいましたが、今後は、AIやロボティクスの発展によって、弁護士などの士業や、医師、さらには、政治すらもAIに置き換わっていくという予測がなされています。
そのような状況の中、枠にはまったことだけを続けていては、急速な社会の潮流に飲まれてしまうでしょう。
斬新なアイデアを見つけ、誰もが無しえなかった成功を目指すためにも、時々、誰もが通る道から脇道にそれ、ちょっとした「寄り道」をしてみましょう。
それが皆さんにとって当たり前のマインドになる時、唯一無二のポジションを得ることができるはずです!
この「寄り道をして気づく成功へのヒント!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。