CoincheckのGOXについての雑感

2018年1月27日
仮想通貨

皆さん、こんにちは。

1/26付けの発表で、仮想通貨取引所のCoincheckがGOXされ、日本円換算にして、およそ580億円相当のXEMが不正送金されたとのことです。

「GOX」とは、ご存知の方もいるかと思いますが、日本に拠点を置いていたBitcoinの取引所「Mt.GOX」のことで、2011年に不正アクセスに遭い、およそ 850,000 BTC(当時のBTC価格で900億円相当)が盗まれたという事件があり、その事件から、仮想通貨取引所の不正アクセスを「GOX(ゴックス)」というようになりました。

もっとも、当時の価値から、今では千倍になり、Mt.GOXの代表であったマルク・カルプレスの保有BTCで、賠償金を賄えるくらいになったとかならないとか、という話も聞きましたが、いずれにせよ、このMt.GOX事件以降、未だ仮想通貨について不信感を持っている人の数は、少なくありません。

Coincheckの被害総額は、Mt.GOXに比べれば小さなものですが、日本の仮想通貨市場だけでなく、世界に対するインパクトもそれなりなものになるでしょう。

セキュリティーが強固で無かった点については、責めに帰すべき問題かとは思いますが、補償については、全力で努力してほしいと思います。

ところで、この同日、BitCoin価格は下落し、再び110万円代に突入しましたが、私は、CoincheckのGOXが、事前に各方面にリークされていたんじゃないかと邪推しています。

BitFlyerは、この週の後半から突如、サーバーが不安定になり、Coincheckの記者会見時に都合よく(?)メンテナンス中になるなど、どうも不審な点が多いように感じました。

又、暴落時の数時間の間に、かなりの売りがあったわけですが、大口でも買い支える理由が無いような状況で、かなり大きな買い板が張られており、それを見て、「BitFlyerの自己玉がある」などとつぶやいている人もいましたが、どうも、仮想通貨業界はインサイダー情報が多いような気がしています(私も、ぜひ知りたいですが…)

しかしながら、日足はデッドクロス、チャートの形状だけで見ると、おそらくは年初の大暴落の半分程度、更に下落するように見えますので、もしかすると、近々60万円台までの下げがあるかもしれません。

ちなみに、私自身は、Coincheckの事件は静観していますが、昨年、全ての資金を抜いていたので、今はCoincheckが行なっている、BitCoinのもらえる電気サービスしか利用していません。


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