皆さん、こんにちは。
昨年の秋頃、ちょっとした事故で左耳の鼓膜が破れてしまい、聴力を失ったお話をしましたが、その後、驚異の回復力で鼓膜が再生し、事故以前よりも聞こえが良くなりました。
もっとも、鼓膜は再生するもので、状態によっては私のように回復するのですが、元々難聴気味で聞き取りづらかった高音域が、事故以前よりもクリアに聞こえるようになり、自分のことながら、人間の生命力に感動しています。
そして、耳が治り、通院は終了となったわけですが、最後に担当の女性医師から「何か質問ありますか?」と聞かれたので、「このあとランチでもいかがですか?」と切り返そうとしましたが、ただ挨拶だけを残し、黙って帰宅しました、笑
そう考えたのは、やましい気持ちからではなく、私は、相手が医師であれ、飲食店の店員であれ、コミュニケーションする機会があれば、何かしら得るものがあると思っており、常に出会った人に関心を持っているからです。
それがどんな形であれ、「人との出会い」には、必ずチャンスや気づきがあります。
その「人との出会い」で得た、ここ最近の収穫と言えば、しばらく通っていた英会話スクールです。
私はプライベートレッスンを選択していたのですが、何人かの講師がランダムで入れ替わるため、私は、単に会話の勉強をするというよりも、講師から何か引き出そうと、むしろ会話を脱線させる方に意識を注いでいました。
その甲斐あって、どの講師からも色々な刺激をもらうことができたのですが、その内の一人は私と同世代でDJをやっており、又、近所に住んでいるということで、単なる飲み友達から、最終的には、ビジネスパートナーにまで発展しました。
そもそも、私の人への関心は、仕事のチャンスを得るためではありませんが、振り返ってみれば、フリーランスとして活動してきた中での、付き合いや仕事のオファーは、そうした人との出会いだけで成り立っていました。
当ブログや、著書「成功するフリーランス – 年収1000万円は簡単に実現できる」でもお話していますが、私は「いわゆる営業」を一度もやったことがありません。
「いわゆる営業」とは、売り込みのメールを送ったり、企業を訪れたり、といったことですが、そのようなことを一切せず、人とのつながりだけで、十数年間、フリーランスとして生計を成り立たせることができたのです。
とは言え、「いわゆる営業」を否定するわけではありませんし、そのような地道な売り込みによって成功につながっていくケースもあると思います。
しかし、多くのフリーランスは、一人身で活動する方が多いですので、営業をやりながら、本職やその他の雑事もやって、というスタイルは、いつかバランスが取れなくなり、うまくいかなくなるタイミングがやってきます。
皆さんの職種にもよりますが、私は、闇雲に知らない企業に売り込みするよりも、自分の関心のある人とコミュニケートし、自分なりのコミュニティ/人脈を築いていくことが、フリーランスや独立起業家といった立場で長く生きていくためのコツではないかと思っています。
そのためには、ちょっとした人との出会いにも関心を持ち、その出会いには、必ず新しいことや気づきがあると思いながら、コミュニケーションを図る必要があります。
「人と話すのは苦手だから…」という方も、今時は、SNSなどを通じて、人と出会う機会がいくらでもあります。
人に関心を持ち、人と関わり合い、その中で、醸成されていく人脈や、蓄積された気づきは、フリーランスのようなスタイルで仕事をする方にとって、何事にも変えられない最大の資産となるはずです!
この「人センサーを磨こう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。