皆さん、こんにちは。
今日は、昼過ぎから、国内で数々のイベント興行を手がける、やり手の仕事仲間と会い、フレッシュなパワーをもらいながら帰途に着きました。
と…、午後は、やる気溢れる時間を過ごしていたのですが、午前中は、あまり考えたく無い問題があり、どうしようかと頭を抱えていました。
というのも、あまり人に頼るのが苦手な自分が、どうしても友人の力を借りる必要があり、最終的にはお願いをして問題は解決したわけですが、ともすれば、自分の性格が災いして最悪な結果も招きかねなかったわけです。
私は、子どもの頃から独立心が強く、人に頼るのが嫌で、悩み事も滅多に人に話さず、すべて自分で解決するようにしてきました。
そのような性格もあって、20代早々に独立し、フリーランスとして長く活動することができたわけですが、反面、自分一人で解決しようとするため、人に何かを頼むのが下手になり、時に、それが良くない結果となることもあります。
私の場合は、「基本的に、なんでも自分でやりたい」という理由が大きいため、一度、人に頼んでしまえば、あとはその流れに任せることもできるのですが、中には、「悪く思われたらどうしよう」とか「誰かに頼んで失敗したらどうしよう」などと、心配が先立ち、自分にとって本当に必要な手助けを求められなかったり、ぐずぐず迷っている内に、最悪の結果になってしまったり、チャンスを逃してしまう人もいます。
そのような人の多くは、自分でそう意識していなかったとしても、実は自分自身の「プライド」が邪魔をしてしまっていることが、ほとんどです。
例えば、誰かに「〜と思われたらどうしよう」と考えてしまうのは、そう思われる恐れよりも先に、「自分自身がどう見られるか」ということを過剰に心配しているためです。
又、「失敗したらどうしよう」と思うのは、失敗そのものへの恐れだけでなく、「失敗した自分を見せたくない」という自分自身の虚栄心から生まれる気もちです。
皆さんも、自己啓発、あるいは、成功にまつわる本やブログなどを読むことがあると思いますが、そういった本やブログ記事には、失敗談や、かっこ悪いことは、あまり出てきません。
書籍であれば、売れることを目的としていますから、多少の苦労話は書かれていても、基本的には、ひたむきな努力とポジティブなマインドフルネスのような、綺麗なことばかりが並べられています。
もちろん、自己研鑽(じこけんさん)や、成功への努力をするにあたって、ネガティブな起点からスタートするよりも、ポジティブマインドで突き進むほうが良いわけですが、自己啓発や成功本を読んで、それを盲信してしまい、結果、うまくいかない人の多くは、「実は、大きな成功を収めているひとですら、その陰には大小の失敗がある」ということに気づいていません。
だからと言って、失敗することを勧めるわけではありませんし、失敗など無いにこしたことはありませんが、失敗する可能性は誰にでもあるので、失敗そのものや、失敗している自分を前提にして物事に対峙(たいじ)していては、自分のもとに成功がやってくる確率は、どんどんと減っていきます。
と、偉そうに言っている私も、正直、「失敗した自分を見せたくない」と思うことはあります。
しかし、その先に大きな成功が待っているならば、たった一瞬の小さな「プライド」を守るために成功を逃すよりも、さっさと「プライド」を捨てて、前に進んでいったほうが良いと考えています。
皆さんも、他人の目を気にしてしまったり、失敗を恐れるがために、なかなか前に進めない、ということがあれば、「自分自身のプライドが自分をストップさせていないか」一度考えてみてください。
そして、その先にある自分の可能性を強くイメージし、自分の進むべき道がはっきりしたならば、失敗を恐れない、最強のマインドが手に入るはずです!
この「「プライドを捨てて」伸ばす自分の可能性!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。