皆さん、こんにちは。
仮想通貨も大分話題になり、大手取引所やヘッジファンドの参入で、どの通貨も値動きが激しくなっていますが、中には、ほとんど影響の無い仮想通貨もあります。
このところ、値幅の安定していたRippleすらも値上がりを見せている昨今ですが、日本ではほとんど知られていない「PotCoin」は、この一年でも、ほとんど値動きがありません。
PotCoinは、そもそも、アメリカで合法化されている大麻の売買を目的として生まれた仮想通貨です。
大麻自体は、店頭で、法定通貨(USD)にて購入できるわけですが、店頭以外の取引において、法定通貨を使用しての売買は連邦法によって違法とされているため、クレジットカードなどを含む決済会社が、オンラインでの売買で参入することができません。
当然、銀行も決済の仲介をすることが難しいため、大麻ビジネスに流動性を持たせることが難しいわけですが、その障壁を取り去るべく生まれたのがPotCoinです。
又、今日の公式アナウンスでは、PotCoinを普及させるため、今後は、決済周りのシステム構築や、流通、生産、販売などにも事業を拡大していくとのことです。
そのアナウンスの中で、昨今の仮想通貨のボラティリティー(値幅/値動き)について異を唱え、投機目的ではなく、本来の通貨としてのありかたを目指し、大麻ビジネスに流動性をもたせることが、PotCoinの目的の一つであると声明しています。
本日(2017年12月14日)時点で、BitCoinの価格は220万円を超えています。
BitCoin Cacheを始め、Etheriumや他の仮想通貨も、追随するように価格が上昇中です。
私は、増え続ける仮想通貨も、仮想通貨自体が平準化され、USDなどのフィアット通貨から完全に移行する時期が来れば、やがては淘汰され、価格は安定するものと考えていますが、それらよりも先に、れっきとした通貨として成立し、人々に流通する通貨は、もしかすると、PotCoinなのではないかと思っています。