「動く」ことで得るフレッシュな気づき!

2017年12月10日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

今日は、近所にできた「BLUE BOTTLE COFFEE」に行ってきました。

BLUE BOTTLE COFFEEは、「サードウェーブコーヒー」ブームの流れで注目されたコーヒーショップですが、話題も一巡して「今更感」はありつつも、近所の、しかも、かなり変わった場所にできたため、ふらっと立ち寄ってみることにしました。

私の家の周辺には、STARBUCKSはもちろん、サードウェーブ的なカフェがちらほらあり、今日は、別にBLUE BOTTLEでなくてもよかったのですが、先月オープンした記事をたまたま目にした私は、なんとなく心にひっかかり、車での帰路、少し遠回りして訪れることにしたのです。

周辺の駐車場は時間賃が高いので、あまり長居するつもりはなかったのですが、(最近の)STARBUCKSのように「人の出入りが多くて、なんとなく落ち着かない」といったことも無く、適度な客数と、シンプルかつ落ち着いた雰囲気の店内で、このところ忙しくしていた私は、ついつい、ゆったりと過ごしてしまいました。

インテリア好きな私は、店内の構造、スピーカーやテーブルなどに目をやりながら、ふとサーブされた陶器が気になり、裏側に刻印されたメーカーをチェックし、即座に手元のiPhoneで検索をしてみると、なかなか興味深い陶器メーカーだということがわかり、さらには、沢山の「良さげな」コーヒーショップで使われているメーカーだということを知りました。

しかし、それよりも私が気になったのは、そのメーカーが展開している一連のウェブサイトです。

どのサイトも、綺麗にデザインされ、最新のトレンドを主張しすぎずにうまく取り入れており、ウェブ関連の仕事をしていながら、このところ気になるサイトを目にすることがなかった私は、「ゆったり」していることも忘れて、やや興奮気味にウェブページをチェックし、その間、次々とアイデアが頭に浮かんできました。

この気持ちを早く持ち帰ろうと、店を出たあと、あえて昔よく通っていた商店街を通りながら駐車場へ向かうと、これまでに見えなかった景色が目に入るようになり、それに伴って沢山の発想が湧き、頭がどんどんとクリアになっていったのです。

駐車場代は、およそ一時間で900円でしたが、「わざわざ」立ち寄ったことによる体験と、それに付随した沢山の気づきから考えれば、何百倍ものお釣りが来る金額でした。

私は、著書「成功するフリーランス – 年収1000万円は簡単に実現できる」や、当ブログなどでも常々お話ししていますが、多くの気づきは、同じ場所に止まっているよりも、どこかに「動く」ことで、より得られる機会が増えると思っています。

もちろん、私が訪れたカフェの情報も、ネットで詳細に載っていますし、画像検索で店内の雰囲気もわかります。

しかし、その場にいることで感じられる体験には、ネットに掲載されている情報とは比較にならないほどの情報量があります。

私の話を聞いて、「たかがカフェじゃん」と思われる方もいるかもしれませんが、「たかがカフェ」という限られた情報以上のアイデアが生まれるのは、その場から五感が直接的に得る、様々な情報が根底にあるのです。

更には、その店に至るまでの道中から感じるもの、その店での体験で鋭敏になった五感により帰路に感じることなど、「わざわざ」自分が動いて体験することの一連には、沢山の「気づき」を得るチャンスが隠れています。

その一連の中で気づくことそのものは、大したことではありません。

例えば、いつも通っていながら気に留めることがなかったお店や、あるいは、今まで認識していなかった標識や看板かもしれません。

それ自体は些細なことですが、「いつも見えなかったものに気づく」という体験から、「新しいアイデアや気づきに転換する」ということが重要なポイントです。

脳は、大脳辺縁系と呼ばれる部位により、「情報の重要性」をフィルタリングしますので、何もしなければ、「重要な情報」を見いだすことができなくなり、それが目の前にあったとしても、あっさり見過ごしてしまいます。

「いつもの通りのお店や看板」は、それ自体に大した重要性が無いかもしれませんが、脳が「気づき」のモードに入ると、「重要性」の基準に変化が現れ、連鎖的に新たな「気づき」を得やすくなるのです。

目の前の情報が「重要」とみなされない状態は、「スコトーマ(心理的盲点)」などと言われることがあります。

「スコトーマ」とは、そもそも、脳の視覚情報処理における「盲」が生じる領域のことを言いますが、それが転じて、自己啓発界隈では「心理的盲点」を意味する言葉として使われています。

つまり、自らが「動く」ことで、この「スコトーマ」を外すきっかけを与え、「たかがカフェ」に行った体験すら、「気づき」のトリガーとして作用させることができるのです。

ただし、何の興味や関心も無く、漫然とどこかにでかけたとしても、「気づき」のチャンスは多くなりません。

どこかに行くことが無目的であること自体は問題ありませんが、周囲の物事に対する興味や関心が薄ければ、「気づき」のアンテナ感度も弱くなります。

逆に、この点については、今時であれば、ネットを駆使して色々な情報が手に入りますので、自分の感度を磨く手段として活用することは良いでしょう。

しかしながら、表層的な情報が増えれば増えるほど、脳は「知った気」になってしまい、「その場」から情報を得る感度が鈍くなってしまいますので、あくまでも興味や関心を拡張するツールと捉えるべきです。

「アイデアの領域を拡張したい」「ひらめきに磨きをかけたい」と、自分の発想能力に伸び悩んでいる方は、様々な「場」からフレッシュな刺激を受けて、脳が「気づき」モードになるよう、自らを動かす機会を増やしてみてください!

この「「動く」ことで得るフレッシュな気づき!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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