壁にぶつかった時こそのリラックス!

2017年10月29日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

この数日、割と大きな決断をしなくてはならず、どのように対処すべきかと頭を抱えていました。

そんな中、子どもが、東京のはずれにある「よみうりランド」に行くというので、車で送ったその帰りに、ドライブスルーでコーヒーを買いながら、「呑気にコーヒー飲んでる場合じゃないだろ!」とセルフツッコミをいれつつも、お気に入りの音楽をかけて、高速を気分良く走っていると、ふと「最高の解決策」がひらめいたのです。

そして、すぐさま、高速を降りて側道に車を止め、関係先に電話をして悩みのタネは一件落着。

肩の重荷が降りた瞬間、この数日間、抱えていたエネルギーが一気に発散され、身体中にパワーが満ち溢れ、気持ちよく帰途につくことができました。

このくだりを読んだところで、「だから、なに?」と思われるかもしれませんが、多くの人は、困難に阻まれ壁に直面すると、途端にふさぎこみ、無防備で困難にぶつかることになります。

しかし、いくら困難とは言え、予測可能な未来ならば、思考停止して、ふさぎこんでいる場合ではありません。

とは言え、「その解決方法がなかなか見つからない」、あるいは、「見つかる見込みがない」というレベルの状況だから、「困難」なわけですが、大抵の場合、事が過ぎてみると、「あの時、ああしていればな」などと思ったりします。

つまり、結果的には「その時に解決策が見えていなかったから」うまく回避ができなかったわけで、実は、多くの場合「解決策のヒント」がどこかに隠れているのです。

解決策が見つからない理由はいくつかありますが、その大きな理由の一つは、「俯瞰的(ふかんてき)な視点を持つことができず、手の届く範囲の視野しか持ち得ていない」ことです。

そして、もう一つの理由は、「広い範囲に目を行き届かせるための、心の余裕が無い」ということです。

一つ目の理由については、とにかく、自分の居場所の外側に目をやる必要があります。

人に相談してヒントを得ることも一つの方法ですが、一番手っ取り早い方法は、物理的に今の居場所の外側へ移動することです。

「そんなバカな」と思われるかもしれませんが、人はいつもと同じ眺めを見ていると、自然と視野が固定され、その外側にあるものに気づかなくなります。

又、人は見慣れない景色を目にすると、普段とは異なる感覚が生まれ、脳の働きが鋭敏になり、より気づきを得やすくなります。

これは、異なる環境から身を守るために機能する、「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」による結果です。

二つ目の理由については、とにかくリラックスするためのアクションを取るしかありません。

しかし、物理的に普段の居場所から離れれば、自然と内向きの思考が外側へ発散され、少なくとも、一つの場所に止まっているよりも気持ちは和らぐでしょう。

私のように、「呑気にやってる場合じゃない」などとセルフツッコミを入れるくらいの気持ちで、むしろ、無理やりにでも、自分をリラックスタイムに持っていく姿勢が必要です。

あるいは、「それ以外にやるべきことがあって余裕が無い」という方は、むしろ、悩みのタネから一時的に目をそらすために、「忙しい何か」に没頭すると良いでしょう。

「目をそらす」と言っても、放置してしまうわけではなく、焦燥感を駆り立てる状態を発散させるための手段として、別のことに没頭するということです。

いずれにせよ、解決策が見つからないのは、視点が「困難」に向かって一直線になり、そのまま壁に突進してしまうような状態に、自らを追い込んでしまっていることにあります。

何か決断を迫られた時、困難に立ち向かわなくてはいけない時、「なかなか、うまく立ち回ることができない」という方は、思い切って、どこかに足を伸ばし、まるで他人事(ひとごと)のように、その困難を眺めることのできるくらい、リラックスした気持ちにシフトしてみてください!

この「壁にぶつかった時こそのリラックス!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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