皆さん、こんにちは。
今日も、車のディーラーにメンテナンスに訪れたのですが、今回は、ショールームの奥にある落ち着いた席に通され、作業が終わるまでの間、静かなスペースの中でコーヒーを飲みながら、非常に読書が捗(はかど)りました。
その間には、アイデアが浮かんでメモをしたりと、なかなか充実した時間だったのですが、「なぜ、こんなに頭がスッキリするのだろう」と思いながら気づいたのが、「適度な緊張感」です。
静かなスペースと言っても、ソファーのある間接照明のカフェのような雰囲気ではなく、無機質な広々とした空間に、新しい車が何台か展示されているという、謂(い)わば硬質な雰囲気で、ちょっとした緊張感のある空間です。
又、少し離れた場所には、スタッフが座って事務作業していたり、別のお客の対応をしていたりと、広い空間の適度な距離に数人の人間がいることで、気持ちに張りがあるように感じられ、それが却(かえ)って頭をスッキリさせて、気持ちを集中させることができました。
そのような空間で活字を追いかけていると、次第に、周りの音や視界がシャットアウトされ、ちょっとした瞑想状態に入ることができます。
これまでの記事でも、「料理瞑想」や「模様替え瞑想」など、一風変わった瞑想方法を紹介してきましたが、今回は「カーディーラー瞑想」とでも命名しておきます、笑
冗談半分、本気半分ですが、この「適度な緊張感」は、非常に集中力の訓練に役に立ちます。
人目を気にする必要の無い、自宅やオフィスで仕事をするのも良いですが、「どうも仕事が捗らない」「やるべきことに集中できない」と思うことがあれば、「適度な緊張感」が感じられる場所へ気晴らしにでかけることをオススメします。
都心に住んでいるならば、オフィス街のちょっとしたベンチにしばらく座って読書をしたり、高級ホテルのラウンジや、空いている時間帯の図書館や美術館などで、ノートPCやタブレットを持ち込んで、ちょっとした仕事をするのでも良いでしょう。
ポイントは、それほど遠くない距離に人の気配が時々感じられる、少し背筋が伸びるような空間に身を置くことです。
身の回りに「適度な緊張感」を感じながら、一つのことに集中していると、その境界が次第に曖昧に感じられるようになり、やがては、周りのことが気にならなくなります。
こう書くと、少し難しい修行のように感じてしまうかもしれませんが、気負わず、そのように実践すれば、やがては、自然と集中力が増していることに気づくはずです!
この「適度な緊張感で集中力アップ!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。