皆さん、こんにちは。
昨日に引き続き、今日は、子どもの卒業謝恩会でした。
二次会は近くの公園ということで、子ども達は時間を気にせず遊び続ける一方、親達は何時間も立ちっぱなしという苦行を強いられていました、笑
色々な子どもと話せる良い機会と思い、「将来何やりたいの?」的なことをぼちぼち聞いてみたのですが、「あんまり無い」という答えや、やってみたいことがある子に「じゃあ、こういう風にできるんじゃない?」と大きな目標を提案してみても、「無理無理」みたいな答えが返ってきたりと、ちょっと残念に思った同時に、子ども達に「無理」と言わせてしまう社会や学校の環境に疑問を感じてしまいました。
従来の学歴至上主義から、世間の意識がようやく変わってきていますが、まだまだ子ども達の才能や可能性を広げる教育は行き届いていないように思います。
上記の子ども達のように、実際にチャレンジしたり、やりたいことついて目標を立てる前に「無理」と言ってしまうのは、「あなたはこういう分野が向いているから、こういう進路が良い」と大人が決めてしまうからに他なりません。
助言をする大人としては、子どもの性質を見極め、アドバイスしているつもりかもしれませんが、実際は、子どもが自分で選択したり、自分自身の興味関心が芽生える前に、進路を決定づけてしまっています。
その結果、それ以外の道はすべて「無理」という判断になってしまい、自分の中で可能性が「無い」ことになってしまいます。
社会人になれば制約が増えるため、実現が難しいことも多くなりますが、まだまだ選択の余地が広く残されている子ども達には、もっと自分の可能性を追いかけて欲しいと思いました。
もっとも、社会人〜大人になってからでも、夢やゴールを諦める必要はありません。
もちろん、プロアスリートのような生得的な才能が必要であったり、年齢制限のある分野では、実現が難しい場合がありますが、単に「チャレンジしていない」という理由だけで、実現されない夢やゴールは沢山あります。
精神的な要因で、病気や怪我の快復が遅くなるように、自分自身が「無理」と考えた瞬間に、脳は、そのための努力を停止してしまいます。
これは、以前にも少しお話しした「エフィカシー(自己能力の自己評価)」を、自分自身、あるいは、周りの環境によって下げてしまい、本来あるはずの可能性を自分で引き下げてしまっている結果です。
逆に、自己啓発的に言えば「アファメーション(自己肯定)」により、自分のエフィカシーを上げる訓練ができていれば、次第に「無理」のような発想が無くなり、より高いゴール設定が自然とできるようになります。
皆さんも、「あ〜これ無理だ」のような諦めの言葉が出てしまうことがあれば、「無理」と考える前に、「やってみよう」や「できるかも?」といった肯定的なセルフトーク(自分自身への語りかけ)へ変えてみてください。
この「無理なことなんてない!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。