皆さん、こんにちは。
今日は、寄稿している季刊誌の締め切り日だと知らず、早朝、確認の連絡がきてから、慌てて原稿を執筆し、一時間程度で入稿しました、笑
我ながらよく書けたものだと思いましたが、焦りながらも、うっすら自信があったため、ペン(タイピング)に勢いがつき、あっという間に文章を書くことができました。
早朝だったこともあり、気分が爽快になれたのかもしれませんが、普段の瞑想の成果が、ここで現れたのではないかと過信しつつ、入稿を終えた後の頭は、とてもスッキリモードになりました。
「火事場の馬鹿力」とは、昔から言われる言葉ですが、人は切羽詰まった状態になると、普段以上の能力を発揮することができます。
これは、ノーマルな状態で物事を判断している「顕在(けんざい)意識」とは別に、人間がそもそも持ち合わせている「潜在意識」が仕向けているものです。
人間は、危険が差し迫ったり、現状と異なる状況が差し迫っていることを察知すると、この「顕在意識」が行動を抑制し、危険を回避する行動や、現状を維持する行動に移行します。
この危険回避や現状を維持しようとする機能は、いわゆる「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」によるものであり、動物の本能としては、正常に機能している証拠です。
しかし、「潜在意識」が引き出されやすい状態にしておけば、危険回避のような非日常的なシチュエーションでなくとも、常にベストなパフォーマンスを出せるわけで、それをうまく引き出すために、私は「瞑想」を実践しています。
過去の記事でもお話ししていますが、私の瞑想は一風変わっていて、料理瞑想や、模様替え瞑想、水中ウォーク瞑想など、自分が周りの物事をシャットアウトできる環境を使い、潜在意識を引き出す訓練をしています。
潜在意識の教材やセミナーなどでは、瞑想などの、潜在意識を引き出す「手法」にばかりフォーカスしがちですが、実際、「火事場の潜在意識」を引き出すためには、瞑想などの「訓練」だけでは不十分です。
これは当たり前のことですが、潜在意識を引き出す訓練をいくらしたところで、その時にすべき行動の下地が整っていなければ、能力など発揮できるはずがありません。
つまり、潜在能力を活かすためには、普段の勉強や鍛錬が必要なのであり、それを爆発的に引き出すことができるのが潜在意識なのです。
皆さんも一生に何度かは「火事場」が訪れる時があると思います。
一生に一度級の幸運を逃さないためにも、地道に基礎づくりに励み、そして、いざという時の「潜在意識」を鍛えて、真の「成功」を掴(つか)んで欲しいと思います!
この「火事場の潜在意識!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。