皆さん、こんにちは。
今回は、著書「成功するフリーランス:年収1000万円は簡単に実現できる」に即したシリーズ、「無駄な努力、有益な努力の審美眼を身につける」のPart2です。
前回は、フリーランスとして働く中で、「無駄な努力」「有益な努力」を見極める「審美眼」を身につけることの重要性をお伝えし、無駄な努力の例を挙げながら、現在のワークスタイルの中から、それらを見直すことが必要であるとお話ししました。
今回は、基本的な作業における「無駄な努力」が見極められるようになり、よりレベルの高い悩みを持ち始めた方への対処方法を取り上げます。
「レベルの高い悩み」とは、例えば、「より高度な案件を効率的にこなしたい」とか「仕事の単価をもっと上げたい」などの贅沢な悩みです。
自分の目標や、それに対する努力のレベルが上がると、一層「無駄な努力」を削減し、「有益な努力」のみにフィルターしていく作業が必要になります。
そのフィルターの精度を上げるための、最も手軽な方法は、「成功者の事例」を深掘りし、それを準(なぞら)えていくことです。
「成功者の事例」と言っても、まずは気負わずに、ネットでよく引用されるような「成功者の名言」や、ライフハック系サイトの記事を参考に、自分のワークスタイルに当てはめていくと良いでしょう。
最近では、メジャーなニュースサイトで、億万長者の方々のオススメ本を紹介していたりしますので、成功者のマインドを掴(つか)むためにも、どのような物語や知識に共感を覚えるのか、それらの本を読んでみるのもオススメです。
当ブログでも、時々お伝えしていますが、一冊にまとめられた「本」は、ネットで得られる情報の何十倍も有益な知識を得ることができます。
もちろん、読む価値の無い本も沢山ありますが、体系的にまとめられた本から知識を得ることにより、新しい発想や視点が生まれ、自己啓発的に言うところの「スコトーマ(心理的盲点)」が外れ、これまでに重要とみなしていなかった情報が、どんどんと目に入るようになります。
又、知識以外に「環境」を変えることも重要です。
「環境」とは、物理的な空間だけでなく、自分とつながりのあるコミュニティーや、友人・仕事仲間などの交友関係も「環境」に含まれます。
特に同じコミュニティーや交友関係にとどまっていると、考え方や視点が固定されてしまい、先述した「スコトーマ」が増えて、広い視点で物事を観察することができなくなります。
人脈開拓については、執筆中の本でもお伝えする予定ですが、新しいコミュニティーや交友関係を開拓することで、「コンフォートゾーン(自分が心地よいと感じる環境)」が変わり、「スコトーマ」も外れ、より俯瞰的(ふかんてき)な視点を獲得することができます。
そのように自分の視点を高める努力をすることで、やがては「無駄な努力」をフィルターするスピードが高まり、「有益な努力」のみを追求できるマインドに成長することができるでしょう!
この「無駄な努力、有益な努力の審美眼を身につける」シリーズは、これで終わりですが、著書「成功するフリーランス:年収1000万円は簡単に実現できる」に即したシリーズは、引き続き、投稿していきます。