皆さん、こんにちは。
このブログの読者の方にも、ブロガーさんが沢山いらっしゃるかと思いますが、文章を書く際に重要なことの一つは、「校正」です。
「校正」とは、つまり、文字や表現の間違いをチェックして正しい文章に修正することを言いますが、私も、ブログ記事を書き終えたあとに、ざっと校正はしているものの、急いでいる時などは、「てにをは」がおかしかったり、前後の内容が少し矛盾しているようなことがあり、記事の公開後に修正していることが時々あります、笑
「校正」は、言葉を文字に起こす「書き言葉」に限らず、「話し言葉」にも必要な動作です。
我々は、口頭で言葉をやりとりする機会の方が多いため、日常会話の最中、意識的に校正をしている人は少ないと思いますが、昨日の記事でお話ししたように、言語能力を含む運動能力は、トレーニングをすることで、脳にある前頭前野のフィルタリング、つまり、脳による「校正」を経ずに実行されますので、意識的に「校正」をかけることで、さらなる言葉のブラッシュアップが図れるということです。
「そんなことしなくても、普通に話せる」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人間が思考や感情を表現する一番の方法は「言語」ですので、言葉を正しく操ることで、自分自身をより正確に伝えることができるようになります。
皆さんの職種が、ほとんど人と話さずに成り立っている仕事であれば、もしかすると、わざわざ言葉のスキルをブラッシュアップする必要は無いかもしれません。
しかし、多くの場合、クライアントやお客さんを相手にする、「一対多」の関係がほとんどですので、自分自身について、いかに相手に伝えられるかが、「自分の価値」を高めることになり、又、ビジネスを「成功」させるきっかけになります。
常日頃から、言葉を推敲(すいこう)したり、頭であれこれ考える必要はありませんが、時には、いつもの会話に、少し違った言葉を差し込んでみたり、普段使わない表現を組み合わせながら、一度、文章を校正して言葉を発すると、自身の気持ちがリフレッシュされるだけでなく、たった一つの言葉だけでも、相手からの印象もガラッと変わります。
「なかなか熱意が伝わらない」「相手にインパクトのある話し方がしたい」と悩んでいる方は、ぜひ、自分の言葉を校正し、新しい自分の表現をビルドアップするよう意識してみてください!
この「校正力を鍛えよう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。