皆さん、こんにちは。
皆さんが中学生の頃は、どんな子どもでしたか?
「子ども」と書いてしまいましたが、もしかすると、「私は大人だと思っていた」という方もいるかもしれません、笑
私の子どもは、現在、中学一年生なのですが、色々な知識を積極的に教えているものの、自分が中一の頃だったに比べると、まだまだ子どものように感じます。
ところで、「中二病」なる言葉がありますが、これは、中学二年生の多感な時期のように、夢見がちで、自分の世界に生きている、思春期の子どものマインドを指しています。
「中二病」自体は、否定的な意味で使われたり、自分を揶揄(やゆ)するように使われることが多いですが、私は、この「中二病」という状態は、決して悪いことではないと思っています。
誰しも、大人になるに従い、自我が形成され、自分なりの趣味趣向が形作られていく一方、逆に、「こうしなさい」という常識や固定観念を植え付けられて成長していきます。
すると、次第に「中二病」マインドも排除され、気がつくと「君は大人だから、こう生きなさい」というレールの上に乗せされてしまいます。
そして、「中二病」特有の「全能感」も無くなり、それ故、世間から植え付けられた制限の中で、「窮屈」という感覚すら麻痺しながら、窮屈に暮らさなくてはいけなくなります。
大人になれば、肉体的な制限や、社会的な制約は発生しますが、多くの人は、「大人はこうあるべき」という常識に当てはめられ、「本来自分はこうあるべき」という気持ちを打ち消し、人生半ばになってようやく、「あの時、こうやっていればよかった」と後悔します。
私は、父親に甲斐性が無く、母親が苦労している姿を見て育ちましたので、早くから独立心が強くなり、誰にも干渉されないように生きてきた結果、今に至るまで「中二病」マインドで生きています。
それでも、沢山の大人と関わっていると、いつの間にか自分を制約していることに気がつくことがありますが、幸いにも、私の子どもは中学一年生なので、自分の子どもや、その周りの子ども達とコミュニケーションすると、気づかされることが沢山あります。
とにかく、中学生の子ども達は、良い意味で「調子に乗っている」のです、笑
成功している人物が、良い車に乗ったり、豪華な生活をしている姿を見ると、「あいつ調子に乗っている」と妬(ねた)みを言う人がいますが、誰しも、かつては「調子に乗っていた」のです。
豪華な生活をすることや、それをひけらかすことが良いことだとは思いませんが、本心では「ああなりたい」と思いながら、それを妬んだりするのは、かつて「調子に乗っていた」自分を自ら打ち消し、「調子に乗れない」自分に成長してしまったからなのです。
「と言っても、もうすっかり大人になってしまったし」と思われている方も、肉体的な制約で言えば、今後、医療や科学の発展で、今まで以上に長生きできるようになります。
又、それに伴い、AIやロボティックスの利便性によって社会も変容していきます。
来るべき長寿社会やテクノロジーの世界を楽しんで生きるためにも、皆さんのような意識の高い方々には、「中二病」マインドを取り戻し、夢や自分のやりたいことに生きられる大人として、人生を謳歌(おうか)してほしいと思います!
この「中二病でOK!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。