皆さん、こんにちは。
今日は、英会話のレッスンだったのですが、偶然、昨日の記事で話題にしていた講師が担当で、早速、瞑想教室の体験結果を聞き出してみました。
結果は予想通りで、目をつぶって、優しい先生の声を聞いているうちに、眠りに落ちてしまったそうです、笑
更には、その教え方も定石通りで、目をつぶって、頭を空っぽにし、人差し指を額にあてて集中すると、次第に光が見えてくる…、という、漫画のようなやり方だったそうです。
私は、以前のレッスンで、その講師に「瞑想は簡単にできる」と話していましたので、気軽な気持ちでチャレンジしたそうですが、結果、いわゆる「瞑想のやり方」でありながらも、何も感じることができずに終わってしまった様子です。
目をつぶって集中すること自体は否定しませんし、私自身も、ジムが終わった後などは、露天風呂につかり、目をつぶりながらリラックスして冥想しますので、やり方自体が間違っているわけではありません。
しかし、目をつぶるだけならまだしも、指を額に当てて、頭を空っぽにするというのは、どう考えても、瞑想初心者には難しいやり方です。
指を額に当てて、頭を空っぽにすると、次第に光が見える…、のようなやり方は、瞑想らしいやり方でありイメージですが、何か超能力者のような特別な力を引き出すような印象を与えてしまいますので、そればかりに集中してしまい、潜在意識を引き出すには至りません。
現に、私自身も、冥想は特別なものだと思っていましたので、神秘的な気持ちにならなくてはいけないと思っていましたが、実際は、人間が本来持っている力を引き出すだけですから、人間ができることだけをやれば良いのです。
しかし、日常的に、そのやり方に気づいていないために、冥想状態に至ることが「非日常」になっていますので、それを日常に戻してやることを意識するだけで瞑想というものが理解できるようになります。
一番わかりやすい例は、朝起きてぼーっとしている状態です。
起きたばかりの時は、意識が朦朧(もうろう)としていますので、周りのことがはっきりしませんが、なにかぼんやりと考えたりセルフトークを繰り返したりしています。
瞑想状態とは、意識がはっきりしたまま、起きたてのように周りの様子や音が頭に入ってこない状態ですので、日中、意識がはっきりしている時に、起きたてのぼーっとした感じを再現する、と説明するとわかりやすいのかもしれません。
具体的な方法については、また、掘り下げて書きたいと思いますが、これから瞑想をやってみようと思っている方は、既存のやり方にとらわれず、まずは、周りの音をシャットアウトする、くらいに思いながら、自分のやり易いやり方を見つけてみてください!
この「気軽に瞑想!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。