皆さん、こんにちは。
今回は、著書「成功するフリーランス:年収1000万円は簡単に実現できる」に即したシリーズ、「自己投資は惜しむな、買える時間はお金で買え」です。
著書「成功するフリーランス:年収1000万円は簡単に実現できる」の中では、フリーランスとして成長する過程で、スキルの向上を図ったり、レベルの高い要求に応えるための投資であれば、惜しまずお金で買おう、という話をしました。
では、具体的に、どのような自己投資をしていけば良いのでしょうか?
著書の中では、英語力が必要であれば、英会話スクールや英語教材にお金を使い、時間が必要であれば、移動手段にはお金を惜しまない、などの例をお伝えしました。
手持ちの資金はそれぞれですから、現状に見合った形で考えていけば良いですが、重要なのは、「これがあったら、きっと役に立つのに…」といった気持ちで、仕事の延長線上にあるものについて悩んでいるならば、迷いを捨てて惜しまず投資してしまおう、ということです。
ただ欲しいだけで役に立たないモノや、資金を大幅にオーバーしているものはNGですが、「ちょっと無理すればなんとかなる」くらいのものであれば、思い切って無理をすることで、自分のエフィカシーやコンフォートゾーンを上げることができます。
「エフィカシー」とは、自己啓発的に言うところの「自己能力の自己評価」であり、「コンフォートゾーン」とは、文字どおり「自分が心地よいと感じる環境」のことを言います。
「お金を使ってエフィカシーやコンフォートゾーンを上げられるの?」と思われるかもしれませんが、大切なのはお金を使うことそのものではありません。
何かについて「ちょっと無理すればなんとかなる」というレベルで留まっていると、大抵は、どんなことにも躊躇(ちゅうちょ)してしまい、自分を現状に留めてしまいます。
それは、お金を使わない場合でも、同じことが言えます。
例えば、「ここでチャレンジすれば、絶対、次のステップにつながる」と、一瞬、頭をよぎっても、「やっぱり、大変そう…」と瞬時に考えが切り替わり、自分を成長させる機会を逃してしまう、といったケースです。
頭では「成功したい」「スキルアップしたい」と考えていても、「何もしない=楽で心地よい」と考えてしまい、人間の持つホメオスタシス(恒常性維持機能)が「チャレンジしない方が楽だ」と判断させているのです。
「ちょっと無理をすればなんとかなる」という自己投資の先には、今までにできなかった可能性が待っています。
「お金が無駄になったらどうしよう…」と心配する方がいるかもしれませんが、当然失敗する可能性だって考えられます。
しかし、チャレンジを諦めて何も経験しないよりも、チャレンジして失敗をすることの方が、結果的に視野が広がり、自分を前進させるための推進力が増加します。
又、失敗を経験したならば、次には、より大きな成功が待っています。
トーマス・エジソンは、自分の体験について、「私は失敗したことがない、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ」と話していますが、誰よりも先にうまくいかない方法を知ることで、成功のチャンスを増やしてきたという、最もわかりやすい体験談と言えます。
自己投資の対象は、皆さんの職種にもよりますが、「ちょっと無理すればなんとかなる」というレベルの自己投資であれば、お金を使うことを惜しまず、「自分の価値」を高めることへ転換していきましょう!