皆さん、こんにちは。
私は、子どもと車で出かける際は、大概、Appleのインターネットラジオ局「Beats1」をかけているのですが、その影響もあってか、子どもは、番組でかかった気になる曲を自分で検索してプレイリストにしたり、気に入ったアーティストの曲を試聴して、音楽の幅を広げています。
ただ、年齢もあって、Justin BieberやAriana Grandeのようなヒットチューンばかりを聴いているので、たまに私が、知らない人が聞くと退屈に感じるようなDeep HouseやHip Hopの曲をかけて反応を見ると、はじめは全く響かなかったようで、「単調な音楽」くらいにしか思われませんでした。
ところが、色々な音楽を毎日聴いていると、同じ曲の中に聴き逃していた音があることに気づくようになり、「単調」と思っていた曲にも、ビートやベース、シンセなどの音のレイヤーがあるとわかり、いわゆるグルーブと言われる、音の「ノリ」を感じられるようになりました。
音楽のような感覚的なものは特にそうですが、細部の良さに気がつくようになると、そのものの楽しさが倍増します。
しかし、細部に気がつくようになるためには、音楽であれば、多くの音楽に触れたり、自分で演奏したり作曲したりと、経験や体験を積み重ねる必要があります。
又、感覚が物事のディテール(細部)に行き届くようになるためには、経験の多様性だけではなく、普段から細部を意識することが重要です。
「音楽を聴くのに、いちいち難しく考えたくない」と思われるかもしれませんが、ポイントは、自分が普段「楽しい」とか「良い」と自然と感じるものには、細部に隠れているものがあるということです。
また、そうした細部にある「良さ」を見つけることで、感性が研ぎ澄まされ、発想力が高まり、様々なことに気づきを得やすくなります。
AKB、アニソン、クラブミュージック、どんな音楽でも構いませんが、皆さんも、普段なにげなく聴いている音楽に少し意識して耳を傾け、「なんで自然とノってしまうのだろう」とか「どうしてこの曲は売れているのか」などと意識しながら、ディテールを探ってみてください!
この「ディテールにこだわろう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。