皆さん、こんにちは。
今日は、多湖輝(たごあきら)の「催眠術入門」という本を読んでいます。
写真でお分かりの通り電子版を読んでいるのですが、電子版は手軽な反面、調子が良い時でないと読書速度が上がらず、冒頭で「今日は」と書きましたが、実はダラダラと読んでいます、笑
この多湖輝という人物は、昨年逝去されたのですが、1970年代から催眠術や深層心理についての著書をリリースしており、言ってみれば「催眠術の大家(たいか)」のような方です。
私は、これまで多湖輝氏の本を読んだことが無かったのですが、彼の名前は知っていました。
その名前を知ったのは、1970年〜1980年代に放送されていた「それゆけスネークマン」というラジオ番組です。
この番組は、伝説的ラジオ番組「スネークマン・ショー」の続編番組で、プロデュースしていたのは、日本のナイトクラブ〜サブカルシーンを作った桑原茂一、そして、ホストを務めていたのは、小林克也、伊武雅刀です。
その伊武雅刀演じる「ジャンキー大山」のコーナーで、「多湖輝」の名前が挙げられていたのです(番組中では、「たご」でなく「たこ」と読まれていましたが…)
その名前が私の頭にずっと残っていたため、ある時、この電子版を見つけて、思わず読み始めてしまったのです。
内容は催眠術のことが中心ですが、その中で気になったのが、催眠状態における潜在意識についての説明と、イメージトレーニングについての一節でした。
人間は「潜在意識」により、普段以上の能力を発揮できることがわかっていますが、多くの人が潜在意識を引き出せないのは、「顕在意識」によって、不安や悲しみ、恐れなど、私たちが普段持っている感情によって邪魔されているからです。
催眠状態とは、その顕在意識による感情を取り去り、潜在意識を引き出している状態なのだそうで、例えば、人前に出るのが苦手だったマリリン・モンローも、自己催眠をかけてセルフイメージを書き換え、名女優として名を馳せることができたのだそうです。
イメージトレーニングも正に自己催眠と同じ効果があり、この本で引用された3つのグループの実験では、何も練習をしないグループ、毎日練習をするグループ、半分の期間を休んでイメージトレーニングするグループと分けたところ、イメージトレーニングを行なったグループが最も成長度合いが高く、その結果を体感したグループは自信を持ち、さらに成長できたとのことです。
私は、予(かね)てからイメージトレーニングの重要性を感じており、「イメージできるものはなんでもできるはず」と思っています。
実際、私と私の子どもは一緒にサッカーを始めて、(私はサッカー嫌いで全くの未経験だったにも関わらず)セルフイメージを最も高いところに合わせることで、急激に成長することができました。
その他にも、イメージトレーニングで改善されたことは普段の生活で沢山ありますが、多くの人が様々なことでうまくいかないのは、「うまくいっているイメージ」を頭に描けていないからです。
私のサッカーの例は、「世界で一番上手い選手」という映像でイメージできる対象があったので、上達も早かったのですが、ビジネスなどの場合、前例が無かったり、成功者のイメージが湧きづらいため、リアリティーを感じることが困難です。
そのイメージをリアルに感じるためには、まず、参考にする対象を探す必要があります。
現状の環境に、自分と同じ程度のイメージを持っている人か、それ以下のイメージを持っている人しかいない場合、一生、成功するイメージにリアリティーを得ることができません。
なぜならば、自分のコンフォートゾーン(自分が心地よいと感じる環境)が、自分と同等かそれ以下のレベルであるため、必然的に潜在意識がそのコンフォートゾーンを維持しようとするからです。
そこから脱するためには、場合によっては、人間関係も変える必要があります。
又、自分の理想とするイメージに近い人物に触れる機会を増やしたり、そうした人物の行動パターンや思考を取り入れることも必要になるでしょう。
皆さんも、「こうなりたい」という理想を思い描いているにもかかわらず、「なかなか現状から脱することができない」ということがあれば、ぜひ、イメージトレーニングを取り入れてみてください。
些細なことでも、イメージトレーニングによって結果が現れるようになると、そのイメージをどんどん高めることができ、実現できる内容も、次々とレベルアップできるようになります!
# 今日は、先日も紹介したDJのMixの第二弾を紹介します。
# 70分のDeep Houseのミックスです。仕事や勉強、ジョギングやドライブにぴったりな雰囲気のミックスです!ディープな音で潜在意識も強くできます!
この「なんでもイメージトレーニング」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。