言葉を大切にしよう!

2017年5月22日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

今日は、家族で映画「メッセージ」を観に行きました。

この映画は、「Story of Your Life」という原作を元に映画化された作品ですが、おおまかには、エイリアンが地球に降り立ち、そのメッセージを受け取るために、ある言語学者と科学者が駆り出される、という話です。

この作品は2016年10月に海外で公開されたもので、言ってみれば「過去作」ですし、他に見るものがなかったため、大して期待もせず鑑賞しました。

結論から言うと「イマイチ」だったのですが、その理由は、作品の描かれ方以外に、タイトル(邦題)のつけ方や、翻訳/字幕が作中の台詞を伝えきれていないということでした。

映画の邦題が変えられるのはよくあることですが、大抵は「改悪」された邦題が多いように感じます。この作品も例に漏れず、原題は「Arrival」にもかかわらず、「メッセージ」と置き換えられています。

確かに、「エイリアンのメッセージを必死で理解しようとする」というのが主なシーンであるため、この邦題は良い方だと思いますが、そもそも分かりづらい描き方がされている本作で、「Arrival」という題名を無しにして、かつ、その意味合いも無視してしまうと、本当のテーマがわかりづらくなると思いました。

又、この作品に限らず、映画の本質や面白味を削いでしまうのは、大抵、その翻訳にあります。

私は、英語であればオリジナルの台詞がわかるため問題が無いのですが、一応、並行して字幕も追っているため、特に最近の翻訳には、しばしば興ざめします。

おそらくは、短い時間で安価に翻訳を依頼しているため、質の悪い字幕が反映されているのかと思いますが、字幕のみで鑑賞している多くの人が映画を100%堪能できていないと思うと、非常に残念でなりません。

これは娯楽の話なので、さほど気にしなくて良い話題かもしれませんが、ビジネスのシーンであれば、また別の話です。

私が、より高度なビジネス英語を学ぶため英会話スクールに通い始めたのもそのためですが、ビジネスの中で、間違った言葉遣いや、稚拙な表現ばかりの会話になると、必ず足元を見られます。

それほど品格が求められない仕事であったとしても、おかしな言葉を発している人の話には、やはり説得力がありません。

「正しい言葉遣い」といっても、難しい表現や難解な専門用語を並べれば良いと言うものではなく、最低限の「てにをは」さえ使い分けられていれば、あとは、意味さえ間違えずに、できるだけ平易な言葉で話せるだけで十分です。

セールストークなどは熱意だけで通じる場合もありますが、人を引き込む話しができる人物は、必ずわかりやすい言葉を正しく扱っています。

学校で英語を習ってきたにもかかわらず、英会話のできない日本人のように、言葉を気にするあまり、言葉に詰まってしまうような状態になる必要はありませんが、どんな相手でも、堂々と自分の意思を200%伝えられることができるよう、普段から言葉を大切に意識すると自然と話し言葉が洗練されていきます。

皆さんも、「プレゼンがなかなかうまくできない」とか「商談で緊張してうまく話せない」という方がいましたら、普段何気なく使っている言葉でも、意味が曖昧ならば辞書をめくり、その用法などを調べると良いでしょう。

言葉が洗練され、その意味が自分の中に染み込むと、誰をも魅了できる話し方ができるようになり、自分自身の価値も一層高まります!

この「言葉を大切にしよう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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