やらなくていいことは、やめよう!

2017年5月19日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

皆さんも使われているであろう「Gmail」に、AIが返信内容を提案する機能が付くようになるそうです。

GmailはGoogleのサービスですが、検索エンジンだけでなく、音声や翻訳システムなどで、高度な文章解析のアルゴリズムを開発していますから、よく考えてみれば「なぜ、いままでなかったのか」と思うくらいです。

当初は、メール内の単語から判断して、簡単な定型文を作成する程度になると思いますが、進歩の目覚ましいAI〜ロボット業界なので、2〜3年後には、ほぼ全文を自動作成してくれる機能がつくかもしれません。

世の中で送信されているメールは、そのほとんどが人間の主観で入力したものですから、ちょっとした感情が盛り込まれた文章であったり、相手の空気を読んだ内容で書かれたりしています。

しかし、「好きな子への告白」などではない限り、仕事のメールなどは基本的に定型文のやりとりで済むことが多いように感じます。

私が、仕事のメールで不要に思うのは、余計な言い回しや、相手の空気を読んで書かれた遠回しで不明瞭な内容のメールです。

日本社会的なシステムだと、どうしても「空気を読む」ことが重視されがちですが、迅速かつ効率的に仕事を終わらせるのが最も良い仕事なのにも関わらず、いちいち回りくどい表現で回答したり、無駄な返信やおかしな日本語が横行していて、そうしたメールを見るにつけ、閉口(へいこう)してしまうことがしばしばです。

それ故、このような「人間を補助するための機能」が提供されることで、AIが、無駄だらけのメールコミュニケーションに一石を投じてくれるかもしれません。

昨今、「AI」というと、「人間から仕事を奪う」といった、将来を危惧する話題をぼちぼち耳にします。

しかし、現代の仕事の多くは、そもそも「無くても良いもの」ばかりですので、そうした仕事が淘汰されるのは必然と言えます。

そんな「AI」が活躍する世の中において、多くの人が「対価を払いたい」仕事とは、どんな仕事なのでしょうか?

AIやロボットが発達し、それまで人間が行なっていた仕事が置き換えられると、当然、世の中は「便利」になります。「便利」とは、つまり「楽」ができるということですから、楽をした分、自由に使える時間が増えます。自由時間の中でおこなう仕事以外のことと言えば、趣味や娯楽です。

スマートフォンを中心に、インターネットの娯楽は更に増加しますが、そのサービスの多くは、もはや「無料(という名の広告収入モデル)」で成り立っていますので、そこに「対価を払う」という意識は生まれにくいでしょう。

そのような世界で、わざわざ対価を払ってまで楽しみたい娯楽は、オフラインでしか得られないリアルな「体験」になると考えられます。

旅や観光、アミューズメントやスポーツと、リアルなサービス、プレミアムな体験が、今後、人々のお金の消費先として伸びていくでしょう。

皆さんのようなフリーランスや独立起業家の皆さんも、現在の仕事が数年後に成立しているかはわかりません。しかし、大きな転換が難しい大企業と違い、小回りの効く立場にある皆さんならば、パラダイムシフトが起こり、それまでの仕事でお金を稼ぐことができなくなっても、すぐに転換ができるはずです。

それでも、世の中の流れを意識せずに安穏(あんのん)としている限り、AIに置き換えられる単純労働と同様、「いつのまに仕事が無くなっていた」ということになりかねません。

そうした状況を回避するためにも、今、自分が抱えている仕事が、本当にやるべき仕事なのかを一度整理してみると良いでしょう。

現在はお金を得ていても、「これはやらなくてもいい仕事では?」と思うことであれば、できるだけ早く切り捨て、それをやめた時間で、新たな仕事やスキルアップに時間を使うべきです。

世の動向をキャッチし、転換期が到来する前に準備ができるようになれば、どんな荒波にも飲まれない、最強のフリーランス/独立起業家になっているはずです!

この「やらなくていいことは、やめよう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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