皆さん、こんにちは。
今日は、縁あってお付き合いいただいている静岡のお茶農家の茶畑を訪れ、お茶摘みを体験し、付近の温泉宿に宿泊しています。
その農家では、全国で3%しか実施されていない有機栽培のお茶を生産しており、600m超という標高の高い茶園で丁寧に育てられた味は、他のお茶とは違って格別でした。
お茶摘みはあくまでも体験なので、機械摘みではなく、1時間程度、手摘みでカゴに貯めていくといった形でしたが、非常に集中し、山や木々に囲まれた中、ある意味瞑想状態で過ごすことができました、笑
私は、IT系の仕事に携わっていますが、最近は、できるだけコンピューターやインターネットに触れる時間を最低限にし、リアルな体験に重きをおくようにしています。
ですので、本日のような、今までにやったことのないお茶摘みという体験を楽しみ、体験によってしか得られないものを吸収して帰りました。
温泉にしても、20代前半ばくらいまでの自分であれば、「風呂はシャワーが浴びられればよい」と思っていたくらいで、温泉には価値を見出していませんでしたが、今では、わざわざ足を運び、様々な泉質の温泉を楽しんでいます。
これからの時代、インターネットを主軸としたサービスは益々便利になり、「自宅にいながらにして」という利便性が拡充していきますが、その反面、実際「体験」することに価値が見出される時代になるでしょう。
実際になにかを「体験」することは、表層的な知識では補完できない多くの情報を得ることができ、体験者自身に経験値として価値が蓄積されていきます。
とは言え、ITなどの便利さを利用せずに、わざわざ不便なものを選択する必要はありませんので、テクノロジーによる利便性は十分に享受し、その上で、「わざわざ」足を運んだり、ある場所に身を置かなくてはいけない体験を楽しめばよいでしょう。
「なかなか遠出する機会が無い」という方も、思い切ってチケットや宿を予約してしまったり、あるいは、本当にそれが難しければ、お気に入りのカフェや本屋に出向いたり、あるいは、家電を物色しに電気屋にでかけるなどでも良いでしょう。
「体験」による経験値は、お金だけではなかなか得られないものです。
皆さんも、気になる場所やモノがあれば、どんどん自分の「体験」として吸収してしまいましょう!
この「体験に価値を見出そう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。