皆さん、こんにちは。
今日は、中学に入った子どもの小学生気分が未だに続いていたため、色々と話をしました。
中学に入り、密度の濃い生活になるとわかっている中、「どのようなことを意識すべきか」を考えてくれれば良い話ではあったのですが、私は普段、子どもにきつく言ったり、なにかを強制したりすることはありませんので、私に対してだけでなく、自分自身にも甘えてしまっていたようです。
私は、「楽をする」ことが悪いことだと思いませんし、達成したいことがあれば、根性論など振りかざさず、「無駄なく」ゴールに向かった方が良いと思っています。
又、逆に言えば、本当にやりたいこと、楽しんでいることであれば、困難も進んで乗り切ろうと思うはずですので、根本的には「心からやりたい」と思うことを常に選択すべきだと思います。
もっとも、この記事のタイトルのように、「楽をするための楽は」ありません。
「楽」の意味は、「面倒なことをやらない」でも、「楽しく遊ぶ」でも、なんでも良いですが、人は、目の前に楽しいことがあると、ついつい気持ちが流され、タスクリストの「やるべきこと」を先送りにし、結果的に「やるべきこと」が溜まったり、締め切りが到来して、心に余裕が無くなります。
「後回しにしても終わればいいじゃん」と思う方がいるかもしれませんが、先送りしている間は、ずっと「やるべきこと」が気になり、100%自分の時間を楽しむことができません。
又、気になることが常に頭の片隅にあると、「考える隙間」が次第に無くなり、思考のクオリティーも下がって、良いアイデアがイメージできなくなります。
しかし、常に準備をしておく意識を持ち、「楽しいことをするため」「楽をするため」に予め行動できるようになれば、タスクが早く解消される上に、「楽しさ」を享受する時間が増えていきます。
「そうは言っても、なかなか気持ちを変えられない」という方は、「すべきこと」をやる前に、別のことを始めてしまっていないか、自分の行動を見直してみてください。
自己啓発界隈では「クリエイティブ・アボイダンス(Creative Avoidance)」という言葉があありますが、人は、「すべきこと」をやらない(Avoid)ために、賢い(創造的な/Creative)理由を考えるようにできています。
つまり、優先すべきことがあるにもかかわらず、あとでやっても問題が無いような部屋の片付けや調べものををしてしまう、といったことです。
「クリエイティブ・アボイダンス」が悪化すると、いつも自分に正当な言い訳を考えるようになり、「先送り癖」が重度の症状へと進行してしまいます。
皆さんも、「これはクリエイティブ・アボイダンスか…?」と思う瞬間があれば、すぐに頭を切り替え、「すべきこと」リストに目を向け直してみてください!
この「楽をするための楽は無い!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。