iPad mini 6 と iPhone 13 mini を購入してみた!

2021年9月25日
Gadget iOS iPadOS

皆さん、こんにちは。

私はこれまで使用していたiPhone XSにはなんら不満が無かったので「iPhone 15くらいまで買い換えないんじゃないか?」と思っていたのですが、偶然なのか、Appleタイマーなのか、iPhone 13発売間際で突如フロントカメラ(TrueDepth)が機能しなくなったため、いいタイミングだと思い買い換えることにしました。

顔認証が使用できるiPhoneのフロントカメラには「TrueDepth」という立体を認識するための機能が備わっているのですが、私の場合、特に物理的損傷や衝撃があったわけでもなく、スーパーで電子決済しようと顔認証をおこなった後、Wallet起動のために再度顔認証がかかった際、突如機能しなくなりました。

TrueDepthの故障せいなのか、自動輝度調整も誤動作するようになり、顔認証が効かない上に画面の明るさが突然変わるのも不便なので購入に至った次第です。

iPad miniについては、ご存知のようにデザインと機能が刷新され、以前のiPad mini 5のレビューの際でも言っていたように「ボタンレスでiPad Proのようなデザインになれば購入したい」と思っていましたので、こちらは迷わずオーダーしました。

発表当日でもオーダーのタイミングによっては出荷が遅くなったようですが、たまたま朝起きてすぐにオーダーしたところ、最速のタイミングで手に入れることができましたので軽くレビューしたいと思います。

レビューと言っても、詳しい内容はテック系サイトなどで既に紹介されていますので、私の雑感全般です。

まず、古いiPhoneからの移行ですが、これまで散々新機種への移行はやっていましたので、失敗せずスムーズにいくかと思っていたのですが、バックアップの方法を誤ってしまい、やや失敗した点がありました。

iOSやiPadOS機器の移行は、最近の機種であればiCloud経由でほとんどのアプリや設定が移行できます。しかし、一部の設定やデータは移行されないことがわかっていましたので、これまでは古い機種のデータをMacに全バックアップしてから移行作業をおこなっていました。

ところが、バックアップの選択肢を見誤ってしまい、Macにデータをバックアップするべきが、iCloudバックアップを選択してしたため、全バックアップを取ることができませんでした。

iOS15からは、新しいiPhoneをセットアップする際、古いiPhoneを近くに置くとワイヤレスでデータ転送することができます。このプロセスでうまくいかなければ(全バックアップできていると思い込んでいた)Mac上のバックアップでやりなおそうと思い、新機能を使用してデータ移行を行いました。

この方法でデータ移行が完了すると、古いiPhoneにはデータ全消去のダイアログが表示されます。

移行完了したiPhone 13 miniの各アプリを開いてみるとデータが無事に移行できているように見えたため、深く考えず旧iPhoneの全消去を実行しました。

しかし、後から気がついたのがGoogle Authenticatorの登録内容です。トレードの取引所やSNSなどのログインのための二段階認証は、このGoogle Authenticatorで認証コードを発行していたのですが、新しいデータ移行では引き継ぎできなかったため認証コード一覧はすっかり空に。バックアップしてあったQRコードから概ね復元できたため安堵しましたが、Google Authenticatorのデータを移行する必要がある方は注意したほうが良いでしょう。

又、LINEも引き継ぎ処理せずに旧iPhoneを消去してしまったため、アカウント消滅かと肩を落としましたが、最近は電話番号ベースで引き継ぎがおこなわれる仕様に変わっていたようで、こちらも無事移行できました。

三井住友銀行の法人向けサービスであるValueDoorのアプリは窓口発行のQRコードが必要なのですが、先述の全バックアップでならばクローン&引き継ぎできるものの、新機能のワイヤレス転送ではアクティベーションを引き継ぐことができず、QRコードの再発行が必要となってしまいました。

と、今回は移行作業に時間を取られてしまいましたが、ほとんどの方にとって、iOS15、iPadOS15のデータ移行機能は便利になったと言えます。

iPad mini 6はセットアップ済みのiPhone 13 miniから引き継ごうと思い、同新機能を使用してデータ移行を行いましたが、完了してみるとなぜか以前に使用していたiPad mini 5のiCloudバックアップが適用されています。こちらは各アプリを開くと再ログインの必要なものが多く、中途半端なデータ転送となりやや手間がかかりました。

肝心の使用感ですが、しばらく6インチ程度のiPhoneを使用していたので、miniのサイズ感は非常にコンパクト。ポケットなどにしまっておいても鬱陶しさがありません。CPU性能やカメラ機能は以前のiPhone XSよりだいぶ向上していますが、速度についてはXSでの一部アプリのもっさり感が軽減された程度の体感です。カメラは手振れ補正や描写力が高くなったようですので、このコンパクトさで高解像度の写真が撮れることは、これをコンパクトデジタルカメラと考えると、非常に良いサイズと言えるでしょう。

iPad mini 6のホームボタンが排除されたスクリーン、iPad Pro同様のソリッドなエッヂデザインは、iPad mini 5と比較するとモノとしての魅力が増しています。他サイトのレビューによると、GPU性能はiPhone 13より高く、CPU性能はやや低く設定されている、とのことでしたが、GPU性能が高いためか描画のリアクションはiPad mini 6の方がやや速いと感じました。

指紋認証は従来のホームボタンより精度が高いようで、上端のパワーボタンに実装されたTouch IDのレスポンスが非常に良好です。

私はiPadのスピーカーで音楽を聴くことはめったにありませんでしたが、新モデルに備えられたスピーカーの音質はかなり向上していて、わざわざiPadで音楽や動画を再生してみたいほどでした。全体的に音の定位が良く、立体感もあり、クリアな中高音と(このサイズにしては)十分な低音で再生することができます。

しばらくはApple製品を買い替えても新鮮さや魅力を感じなかったのですが、iPhone 13 miniではそのサイズ感とカメラ性能、iPad mini 6はアップデートされたデザインと向上した性能について満足感が高く、ひさびさにデジタルガジェットで「買ってよかった」と思える製品でした。


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