iPadOS 15 Public Betaをインストールしてみた!

2021年7月3日
Gadget iPadOS

皆さん、こんにちは。

AppleやMicrosoftは自社OSの開発版を、ある開発フェーズから公式に配布していますが、iPadOSの次期メジャーバージョンであるiPadOS 15のPublic Betaがリリースされたのでインストールしてみました。

仕事でコンピューターを使用している方は、正式リリース版であってもアプリケーションの互換性や使い勝手を気にしてバージョンアップしない方が多いですが、私はこういったことについて新し物好きなので、以前は率先してベータ版をインストールし、新しい機能やデザインなどを楽しんでいました。

「以前」というのは、ある時に互換性の面で割と致命的な問題が起こったことと、コンピューターのOS自体が成熟したためか、デザインや機能に大きな変更や革新性が見られなくなったため、積極的に開発版をインストールすることが無くなったからです。

今回、iPadOS 15のベータ版をインストールしようと思ったのは、画面を横向きにしている際、縦表示のみのアプリケーションを横方向に回転できるようになったからです。

私は普段iPadを横向きに定置して使用しているため、縦向きのアプリケーションを表示する際は見た目が悪い上に操作性も悪いので、どうにかならないのかと思っていました。

とは言え、縦表示のみのアプリケーションはプロダクティブでは無いものばかりなので特に困っていませんでしたが、どのように改善されたのか確認してみたく、ベータ版をインストールしてみた次第です。

iPadOS 15の機能詳細についてはAppleのアナウンスページを見ていただければと思いますが、主にはマルチタスキングの機能改善やウィジェットの表示方法、クイックメモ、FaceTimeの機能拡張などです。

新たな機能としてFocus(集中モード)という設定が追加されましたが、これは作業に集中したい場合に、限られた相手のみ通知を受け付けることができる設定です。家族や仕事相手のように連絡先をグループ化し、特定の相手だけから連絡を受けつけられますので、余計な連絡を一時的に(あるいは永続的に)ブロックするには良い機能ですね。

その他、Safariや地図アプリの機能追加、画面上のOCR的機能などが追加されていますが、特別目新しい機能はありません。

「ユニバーサルコントロール」と呼ばれる、マウスやキーボードをMacとiPadで共有できる機能がありますが、こちらはmacOSを新バージョンであるMontereyにする必要があるため、この機能については確認できていません。ただ、私は以前の記事で紹介したマルチペアリングのトラックボールを導入したため、使うことは無さそうです。

私が残念に思ったのは、ホーム画面の表示です。以前は6列x5段の30個のアイコンを表示できたのですが、6列x4段の24個しか表示できなくなりました。又、1ページ目のホーム画面にウィジェットを表示してもアイコンを30個表示できましたが、本バージョンでは18個しか表示できません。機能的にはホーム画面をスクロールすればいいだけなので、さほど不便はしませんが、上下左右にスペースが増えて、見た目のバランスが悪くなったように思います。おそらく、この変更に不満を持つ方は多いかと思いますので、リリース版では元に戻して欲しいですね。

縦表示アプリの機能に話を戻しますが、期待に反して、全ての縦表示アプリが横向き画面で回転する、というわけではありませんでした。

ClubhouseやRadikoなどは縦表示のみのアプリですが、画面横向きの際に回転し、左右に余白がある形で縦表示してくれます。しかし、Mixlrやドラクエウォークなど、そもそもiPadに表示が最適化されており、かつ、縦表示のみで作られたアプリは、画面を横向きにしても回転してくれません。おそらくは、iOSのみをターゲットとして作られており、縦指定で書き出されたアプリのみが、画面横向きで回転するのだと思われます。

多くの人は気にしない些細な機能ですが、個人的には、画面横向きで表示が縦方向のままだと気持ちが悪いので、縦表示のみのアプリは、どんなアプリでも回転するよう改善して欲しいですね。


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