ヘッドフォンをSONY MDR-7506に変えてみた!

2021年4月11日
DTM Gadget 音楽

皆さん、こんにちは。

私は、長い間(1990年から)DJをしていることもあり、ヘッドフォンは常時必携アイテムなのですが、しばらく使用していたSennheiserのHD25-1IIの調子が悪くなってきたこともあり、新しいヘッドフォンを探していました。

DJや普段のリスニング用のヘッドフォンとしては、1990年代に購入したTechnicsのヘッドフォンが一番気に入っていて長く愛用していたのですが、DJでの持ち運びや毎週のプレイで消耗し5年程で破損。同機種は販売終了しており後継機種もなく、やむをえず、SONYがDJ用にリリースしたMDR-Z700DJに買い替えることになりました。

しかし、私のZ700DJは、面識の無いDJが何人かいたクラブイベントで他のDJに持ち帰られ、その人が置いていったZ700DJとすり替わってしまい、他人のヘッドフォンを使うのが嫌だった私はそれを廃棄し、その頃のDrum’n’Bass DJに好評だったSennheiser HD25-1IIに買い替え今に至ります。

HD25はコンパクトで低音の鳴りが良くなかなか良い製品なのですが、よくあるヘッドフォンレビューに書かれているように側圧が高く疲れやすいことと、低音の鳴りが良い分、高音の聞こえが弱く、難聴気味な(特に高音が鮮明に聞こえない)私にとってはなかなか疲れるヘッドフォンでした。

インイヤータイプのSONY MDR-EX800STも持っているので時々使用していましたが、EX800STは(私の耳には)収まりが悪く、しばらく装着しているとストレスを感じるので、今更ですが海外のスタジオモニターとして定評のあるMDR-7506を購入しました。

詳しいレビューはその手のサイトに散々書かれているので詳述しませんが、結果、私の耳にはぴったり。

過去に同系統のMDR-CD900STを使用していたこともありますが、CD900STは中高音が強調されすぎてDJモニターには(少なくとも私には)適していないことと、リスニングでも長時間の使用では疲れてしまうため今回の選択肢からは除外。7506は再生周波数帯域がCD900STより狭いのですが、「低音がCD900STよりも柔らかく、中高音とのバランスも良い」というレビューがあったため購入に至りました。

実際に使用してみると、スタジオモニターとしては特に私の好きなビートものでバランスが良く、リスニング用としては、音楽だけでなく音声チャットから映画鑑賞まで各音域が私好みの出音で満足しています。

スタジオモニターと言うと、CD900STのようなヘッドフォンでは「各音域をはっきりと確認するために」バランスが取られていますが、7506の場合は「音楽を音楽らしく聞くために」作られているような印象があります。

7506は低域〜高域まで細かく聞こえるだけではなく、音の広がりに豊かさがあるため適度な音場も感じられ、私がよく聴くJazzや、いまどきな感じで言うとLo-fi Hip Hopのようなビートもの、あるいは、Deep Houseのようにベースラインと浮遊感のある上物のバランスが重要な音楽には非常に適しているヘッドフォンです。

ただ、CD-900STと違って折り畳みができるのは良いのですが、ケーブルについてはしっかりしたものを使用している都合上、カールコードだと微妙に重く、又、束ねて収納することができないため、ストレートのケーブルの方が可搬性が良いと思いました。

とは言え、音質もさることながら、イヤーパッドの形状や大きさが耳にフィットしやすく、側圧も適度で疲れない構造なので、しばらくはMDR-7506を愛用ヘッドフォンとして使い続けてみようと思います。


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