皆さん、こんにちは。
子どもの中学校生活が始まり、新学期のスタートは自己紹介からのようでしたが、自己紹介メモの「関心があること」の欄に「潜在意識」という文字が書かれていました、笑
又、授業で書いている作文のテーマとして「現状維持機能のことを書いている」と嬉々として、私に教えてくれました。
私は、ロバート・キヨサキのファンではありませんが、「クワドラント」について少し話したところ、そのことも書きたかったそうで、しかし、アルファベットのイニシャル(ESBI)が思い出せずやめたそうです、笑
私は、笑いながら「いいじゃん」と答えておきましたが、本気でそれらのことについて学び、身につければ、親をはるかに超える大人になるんじゃないかと思いました(もちろん、私自身も子どもに負けじと勉強していますが)
まだまだ苦手分野に対しては積極的になれなかったり、周りのドリームキラーの影響で自分の能力が抑えられている部分はありますが、得意分野については、自分でイメージトレーニングを行なったり、セルフイメージの書き換えやエフィカシーを高める努力などを、(そういった小難しい言葉や自己啓発的な認識は抜きで)自然と行なっている様子です。
と、つらつらと単語を並べてしまいましたが、自己啓発に詳しい方ならばピンとくる「現状維持機能」や「潜在意識」は、普段から意識しない限り、「欲」に流されやすい現代の生活の中で退化してしまうか、それ自体に気づかずに過ごしてしまうものです。
「現状維持機能」については、これまでの記事でもお伝えしてきましたが、人間の持つ「恒常性維持機能/ホメオスタシス」に由来する言葉です。
人間は、例えば、寒さや暑さに適応・順応できるよう、気温が低ければ体温をなるべく一定に保ち、気温が高ければ発汗などで体温を下げるようできています。
それらは肉体の作用でありつつも、その指令を出しているのは、人間の脳です。
肉体への指令と同様、精神的なことについても脳は自分に働きかけ、なるべく現状を維持しようと自身を抑制します。
例えば、「これをやればもっと成功するかもしれない」と言ったことも、これまでは成功もなく普通に過ごしてきたことが自分の現状になっているため、「もしかしたら失敗するかもしれない」「なにもしなければ不安も無く楽だ」といった気持ちに脳が仕掛けてきます。
これを「現状維持機能」と呼びます。
現状維持機能は、脳の潜在意識によって働いていますので、いかに現状維持機能を悪い方に働かせないようにするかは、潜在意識にかかっていると言えます。
大抵、現状維持機能は自身の足を引っ張る方に作用しますが、その「現状」をより高いゴールに設定できれば、ゴール以下にいる自分が現状ではなくなり、ゴールに向かって現状維持機能が働き、自分を引っ張ってくれるようになります。
そのためには、普段から潜在意識を磨き、現状の外にゴールを設定し、最後には現状をゴール側に寄せてあげることが必要です。
チャレンジすべきことを目の前に、「やっぱりやめよう」とか「失敗したらどうしよう」などと思ってしまうことがあれば、その時こそ、潜在意識を働かせ、「現状維持機能が動いている今だからこそやるべきだ」と、自分を奮い立たせる方向へ仕向けてみてください!
この「潜在意識を磨こう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。