Roland SP-404SXのカスタムスキンを購入してみた!

2020年12月29日
DTM Gadget 音楽

皆さん、こんにちは。

先日のRolandのサンプラーSP-404SXの記事で、機能的には満足がいっているものの見た目があまり気に入らないということをお話ししましたが、表側のパネル部分を覆うことのできるステッカータイプのカスタムスキンを購入しましたので、早速貼り付けてみました。

楽器やノートPCにステッカーを貼り付けているのは割とポピュラーですが、サンプラーの類にステッカーを貼り付けるのは意外と珍しく、このSP-404は、持ち運びに優れているからか、あるいは、私のように見た目が気に入らないためなのか、沢山のステッカーが貼られているのをよく見かけます。

今回購入したのはフロントパネル全体を覆うように貼り付けるタイプのカスタムスキンですが、写真を見ていただくとわかるように、HipHopプロダクションにおける名器、E-mu SP-1200を模したデザインとなっています。

SP-1200については以前の記事でも触れましたが、1987年に発売されたデジタルサンプラーで、ドラムマシーンとしての使い勝手と音質の癖から、荒くファットな音を好んだ当時のHipHopプロデューサーに愛された音楽機材の一つです。

録音できる総時間やシーケンサーの操作性などから考えると、今時の機材に比してかなりの制約がありますが、その制約故に、このマシンから多くの名曲が生まれたとも言えます。

又、AKAIのデジタルサンプラーと同様、そのシンプルなデザインも愛された理由で、HipHopカルチャーのアイコン的存在となっています。

今回見つけたカスタムスキンには、ポップなデザインからヴィンテージサンプラーのデザインまで様々ありましたが、私はオーセンティックなHipHop育ちですので、SP-1200デザインを購入することにしました。

販売しているのは「Xpowers design」というロシアの個人デザイナーの方で、SP-404だけでなく、AKAのMPCシリーズや、Native InstrumentsのMaschineなどのカスタムスキンも販売しています。

「ロシアからオンラインで購入するのは怖い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ebayで販売していますので、クレジットカード情報が漏洩する心配はありません(私は仕事柄その辺りのことは詳しくうまく対応していますが、それでもロシアのサイトでTシャツを購入した2、3年後にカードを悪用されたことがあります、笑)。

Instagramのアカウントもありますので、購入しなくとも、色々なデザインを眺めることができます。

ステッカーと言っても剥離しやすいタイプのシールが使われていますので、剥がしたくなった際にパネルが汚くなることはありませんし、貼り付け時にずれてしまった場合もやり直しが効きます。

又、表面は撥水性の高そうなコーティングがなされていて、多少の濡れであれば印刷面が剥がれたりすることもないでしょう。

私のようにデフォルトのSP-404のデザインが気に入らない方には、非常にオススメです。


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