Google Analytics 4 を使ってみた!

2020年10月21日
インターネット

皆さん、こんにちは。

Google Analyticsと言えば、Googleが提供しているウェブサイトやモバイルアプリなどの解析サービスです。

このサービスが開始されたのは2005年ですので、十数年前にはまだSEO(Search Engine Optimize)といった言葉も一般的ではなく、SEO業者なるものもわずかでした。

今や少しウェブサイトについてかじったことがある人であれば、Google AnalyticsやSEOという言葉を知っているのが当たり前というくらいに、ウェブサイトのアクセス解析はポピュラーになりました。

そのGoogle Analyticsのサービスが刷新し、Google Analytics 4という名称で利用できるようになったので、早速使用してみました。

Google Analytics 4の設定は簡単で、既にAnalyticsのアカウントがあれば簡単に追加できます(ヘルプセンターのページ)。

具体的には、Analyticsのアカウントから管理ページを表示し、これまでのプロパティと同様に「プロパティを作成」を実行します。

その際、測定対象の選択肢に「アプリとウェブ」という項目が表示されますので、選択しプロパティを追加します。

プロパティが作成されると、これまでのAnalyticsに無い「データ ストリーム」メニューが表示されますので、「ストリームを追加」で対象を選択し、ストリームを追加します。

ストリーム追加後、これまでと同様に「グローバルサイトタグ」が生成されますので、タグをコピーしウェブサイトのコードに記述すれば設定は完了です。

タグマネージャーを使用している場合は、タグ設定に「Google Analytics 4 Configuration」が新たに表示されていることを確認できますので、ストリームに付与された「測定 ID」を設定ページで入力することで追加できます。

Google Analytics 4では「測定機能の強化」として、ページビュー数の他に、スクロール数や離脱クリック、動画エンゲージメント、ファイルのダウンロードなども測定強化が図られています。

その他、エンゲージメントや収益化、ユーザー属性やコンバージョンなどのメニューが以前のAnalyticsよりも前面に表示され、より視覚化されたアクセス解析が可能になりました。

「リアルタイム」解析のトップページではアクセス中のユーザーがGoogle Mapsに表示され、ビジュアル面でも解析機能のアップグレードが施されています。

このGoogle Analytics 4のリリース直前に、Googleからサービスの満足度や意見についてアンケート依頼が来ていたのですが、おそらくは、このリリースを見越してのアンケートだったのでしょう。

Google Analyticsはそれなりに高機能なのですが、あれだけの資金力、技術力、人的資源があるにも関わらず、いつまでもわかりづらいインターフェースでしたので、今回のアップグレードで、その点はやや改善されたように思います。

「やや」と表現しているのは、Analytics 4においても「やっぱりわかりづらい」からです。

私自身は、IT系の仕事に携わっていることや、趣味でもインターネット関連の知識があるため、機能の理解に困難を感じることはありませんが、それでも使いづらいインターフェースのように思いますので、一般ユーザーの方であれば、ついSEO業者に丸投げしてしまうといったことがこれからも続くように思います。

私はSEO業をメインにしていませんが、正直、SEO業者が行っていることは、少し調べればサイトオーナー自身ができることがほとんどですので、(全てのSEO業者が悪いというわけではありませんが)多くの人がSEO対策に払っているお金は無駄だと思っています。

もっとも、Googleが検索エンジンを主体とした広告ビジネスを行っている以上、SEO業者のような企業がいてくれたほうが広告ビジネスが円滑にいくという手前もあると思いますので、もしかすると、わざと一般的な利用者に対してハードルを上げているのかもしれません。

いずれにせよ、「やや」使い勝手のよくなった「Google Analytics 4」、アクセス解析初心者の方も一度トライしてみると良いかと思います。


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