NHKの放送受信契約を解約してみた!

2020年6月2日
社会問題

皆さん、こんにちは。

本記事執筆時、ようやく緊急事態宣言が解除されましたが、外出自粛の期間中は普段と違った生活をされた方も多かったと思います。

一連の自粛に際して、リモートワークが推奨・要請されていましたが、私はと言えば、この20年くらいリモートワーク的なワークスタイルでしたので、特別、仕事上での変化はありませんでした。

私がコンピューターの仕事を始めた頃は、丁度インターネットが一般的に流行り出した時代で、今ほどインフラも整っておらず、そもそも一般向けインターネットサービスは常時接続ではありませんでした。それでも、当時から自前のサーバーやファイル転送の手段を持っていましたので、今で言うリモートワーク的な基盤は整えていました。
とは言え、回線速度は最大でもせいぜい128kbpsでしたから、現在の一般的な回線速度のおよそ1/800の帯域しか無く、大きなデータは「MO」という当時主流のバックアップメディアを何枚か持ち歩いて、今のクラウドサービスの代わりのようなことをしていました。

ADSLで1.5Mbpsの接続ができるようになった頃には、オンラインでのやりとりに不自由が無くなりましたので、雇われで出社する必要があった時代は、わざわざ出社することにも疑問がありましたし、ノートPCがまともに使えるようになった頃(初代PowerBook G4がリリースされた2001年頃)には「ユビキタス」なる言葉も耳にするようになり、数年前で言うところの「ノマドワーカー」的なことは早々に実践していました。

今時はインターネットの回線速度も高速で、軽量・ハイスペックなノートPCやタブレットも普及していますので、オンラインで済むことならば、人が移動して仕事をする必要も無くなり、世間でも言われているように、新型コロナウイルス感染拡大を期に、ようやく仕事の効率化が見直されるようになったことかと思います。

失業率が増えるのは望ましくありませんが、この未曾有の事態を期に、不要な仕事や役職が減り、社会が効率され、必要とされる新しい仕事が創出される世の中になっていくと良いですね。

本題と話が逸れてしまいましたが、ワークスタイルが変わらないと言いつつも、自粛期間ということもあって無駄な外出や連絡が減りましたので、この1〜2ヶ月で色々な整理が捗りました。

私はテレビを見ることはほとんどありませんが、一時期はよく子どもと海外サッカーの試合を見ていましたので、そのためだけにNTTのひかりTVに加入していました。

しかし、この2〜3年はすっかりサッカーも見なくなり、滅多にテレビを付けることないにもかかわらず、ひかりTVの契約に毎月一万数千円、NHKの受信料に毎月2000円程度支払っていましたので、この期に両方を解約することにしました。

NHKの受信契約と言うと、よく訪問スタッフの執拗な契約依頼や、それに纏わるいざこざが話題になりますので、解約も一苦労するのでは無いかと思っていましたが、電話で解約理由について説明し、数日後には書類が届きましたので、事前の心配も杞憂に終わり、あっさり手続きを終えることができました。しかしながら、電話窓口の設置や郵送費用なども馬鹿にならないですので、契約者の受信料を無駄にしないためにも、これらの手続きくらいはオンラインで完結できるようにしてほしいものです。

今回は、受信機の撤去によりNHKを解約することになりましたが、私自身はNHKに対して批判的な考えはありません。むしろ、他の放送局に比べて良質な番組を制作していますし、頻繁に視聴するならば、月に2000円程度の受信料は高くないかと思います。ただ、一方的に受信契約を締結させるようなビジネスモデルはもう古いですので、クオリティーの高い番組を沢山作り、自社のオンデマンドサービスや、他社のサブスクリプションサービスでのコンテンツ販売を充実させれば、新しいNHKとしてもっと評価されるのではないかと思います。

そもそも受信契約の訪問スタッフ自体、受信料の無駄遣いに思いますし、NHKにも体質改善していただき、世間の流れと同様に効率化の先陣を切ってくれればよいなと陰ながら応援しています。


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