Panic Nova Beta版を使ってみた!

2020年4月23日
プログラミング・開発

皆さん、こんにちは。

ウェブサイト向けのコーディングをする際のエディターと言えば、古くからあるAdobeのDreamweaver、最近であれば、Sublime Text、Visual Studio Codeといったエディターが主流になっていますが、私はPanic社のCodaを使用していました。

VScode(Visual Studio Code)などはカスタマイズが柔軟で、ウェブサイト以外のプログラミングをする際にも良いのですが、ウェブサイトを作る際にいちいちプレビューを別のウェブブラウザで開かなくてはいけなかったり、ファイル転送クライアントが実装されていなかったり(機能を追加しても不足だったり)と、なかなか私の作業には向かないことが不満でCodaを使用していました。

ビジュアル的にエディットするという面では、Dreamweaverも良い線で進化しているのですが、いかんせん全体的に動作が重く、複数のウェブサイトのプロジェクトを同時に開けなかったり、細かい部分が使いづらかったりと満足のいくものではありません。

ということで、Codaがこれまでのベストチョイスだったのですが、開発が中止される2019年に至るラスト1〜2年の間は不具合も多く、突然動作が重くなったり不安定になったり、最終的にはサポートからの返答も無くなるといった状態でどうしたものかと思っていた時に、Panic社が新しく開発中のエディター「Nova」のベータテスターの申し込みが通ったので、2020年3月から完全に乗り換えて使用しています。

一から開発しなおしたということだけあり、動作はかなり軽快。
まだベータバージョンのため、時々クラッシュすることがありますが細かくセーブしていれば問題は無いので、許容範囲の不具合です(当然、リリース版では解消されていることでしょう)

私がCodaを使っていて不満に思っていたのは、ワークスペースを縦か横、どちらかにしか分割できないことでした。この点に関しては、大分以前にPanicに提案したのですが「いいね」という返事が来たものの、Coda時代には実装されず、Novaになってようやく実装された機能です。
この記事の写真を見ていただけばわかりますが、縦分割、横分割が自由で、例えば、ウェブサイトを作っているならば、制作中のページのドキュメントは上下に分割して下はプレビュー、CSSは縦長になるように分割して見晴らしが良くなるように、といったセットアップも可能です。
又、ミニブラウザも追加されていますので、行数の多いコードを書いている時などは重宝します。

プロジェクトの管理もより整理され、作業がスムーズになりました。

あとはEmmet自体が移植されるか、EmmetスタイルのExtensionが充実すれば文句はありません。

ウェブサイト開発ではかなりのパワーを発揮しますが、もちろん他のプログラムでも快適なエディターです。


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