GOGETSSLの証明書を導入してみた!

2019年9月11日
プログラミング・開発

皆さんこんにちは。

ウェブサイトがセキュアであることを証明する「SSL証明書」は、一昔前まで、一般の人が知ることはほとんどありませんでしたが、昨今のフィッシング詐欺やマルウェアの不正インストールなどの増加で、技術者でなくとも割と耳にするようになったかと思います。

SSLとは「Secure Socket Layer」の略で、暗号化されたセキュアなレイヤーでやりとりするための通信方式です。

SSL化されていることを証明するものが証明書であり、その証明書はインターネット上の認証局により正しいものであると電子的に保証されています。

SSLと言えば、以前はせいぜいメールフォームやショッピングサイトの個人情報入力ページなどで使用される程度でした。

しかし、ここ数年のスマートフォンユーザーの増加によりインターネット利用者が急増し、それに伴い詐欺や犯罪が横行するようになったことから、一般的なウェブページでもSSL化する流れになっています。

又、そのような流れによって検索エンジンが非SSLサイトの評価を下げるような形になり、SEO(検索エンジン最適化)方面でもSSLを重要視するようになったため、ウェブサイトのSSL化に拍車がかかりました。

今時のサーバー業者ならば、SSL証明書を無料で発行・設定できるサービスもあり(実質的には利用料に含まれていますが)導入は比較的楽になりましたが、サーバーや証明書の種類によっては、自身で証明書を発行申請し、インストールまで行わなくてはいけない場合があります。

私は、だいぶ以前から趣味の一環でVPS(Virtual Private Server)上でサーバーを動かし、自分で設定管理を行っているため、SSL証明書も自分で設定・インストールする必要があります。

管理しているサーバーの一つは、割としばらくシステムの更新をさぼっていたこともあり、SSL化するためにサーバー内を最新の状態にアップデートする必要があったのですが、これが腰を重くしていたため、恥ずかしながらSSL化をしばらく見送っていた次第です。

そこで、管理しているサーバーを最新の状態にアップデートし、SSL証明書を選定していたところ、1年でわずか$4.45という破格の業者を発見したため、早速使ってみることにしました。

その格安業者はGOGETSSLというラトビアの会社です。

GeoTrustやSymantecなど有名どころの証明書を扱っていますので、信頼できそうな印象です。

もっとも、証明書発行業者であるCOMODOのように、ハックされて偽造証明書を作られてしまった事件もありますので、こうした業者も危険が無いとは言えませんが、500円程度の出費でしたので迷わず試してみました。

サイトには「3〜5分で発行」と書かれていますが、実際は最速で作業を行なったとしても15分程度かかるでしょう。

ただ、申し込みページや管理ページのインターフェースはなかなか分かりやすくできていて、一年で数万取るような日本の業者に比べれば数百倍良いサイトと言えます。

そもそも、そのような日本の業者は、発行から利用可能になるまでに最短でも1時間程度かかりますから、GOGETSSLは、価格に比して高評価を付けられる業者ではないかと思います。

インターフェースは英語とロシア語のみ、決済通貨はUSDかEURですが、クレジットカードやPayPalで決済できます。

これからSSL証明書を取得しようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。


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