皆さん、こんにちは。
皆さんは、読書をしますか?
私は恥ずかしながら、若い頃、ほとんど本を読まず、大人になっても読書の習慣がありませんでした。
良い本に出会うきっかけが無かったこともありますが、本を読まずとも幅広い知識を吸収し、それなりに勉強ができたからです。
しかし、ふと本を読み始めたことから、新しい本との出会いや、読書による知識の吸収の楽しさが突然わかるようになり、読書量が一気に増えました。
又、私自身、気がついていなかったのですが、読書していなかったにもかかわらず、「速読」ができるようになっていたのです。
何故、本を読まずに速読ができるようになっていたかというと、ITの仕事をしていたからです。
具体的には、ITの仕事の中で、サーバーの構築や保守管理、プログラミング全般の仕事に携わってきたことが、その理由です。
例えば、サーバーやネットワークの障害があった際は、できるだけ早い復旧が必要となりますので、素早くドキュメントに目を通し、検索結果を一気に眺めて情報を探さなくてはいけません。
プログラミングの仕事についても、決められた時間の中で、何万、何十万行のプログラムを眺めて不具合を見つけ出したり、膨大なプログラム全体を把握する必要があります。
そのようなことが日常茶飯事でしたから、文字を一気に読み取る力が自然と身についていたのです。
ネットで出前を頼む時などは、メニューを一気にスクロールしてしまいますから、横で選んでいる奥さんに「まだ見てない!」と怒られることがあります、笑
読書の話に戻りますが、速読ができなくとも、多種多様な本をできるだけ多く読むことは、自分を高める近道になります。
読書により文字から情報を得る習慣が付くと、言語空間、情報空間での思考能力がアップしますので、より抽象的に考えられるようになり、アイデアが何段階もレベルアップします。
自己啓発に詳しい方は、「抽象的思考」という言葉にピンとくるかと思いますが、物理空間にあるモノが、この世にある具体的なものだと考えると、それらを具現化している脳の言語空間や情報空間は、更に上の階層にある抽象的空間なのです。
「抽象的思考」については、また改めて説明したいと思いますが、本を多く読み、文字から多くの知識を得ると、ある時、バラバラの鎖がすべてつながったように感じる時が訪れます。
その時には、読書の楽しさだけでなく、学ぶことの楽しさがわかるようになっているはずです。
読書好きならば、さらに広いジャンルの本を読み、「あまり本を読まない」という方でしたら、まずは興味のあるジャンルから、読書の世界へと足を踏み入れてみましょう。
この「沢山の本を読もう!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。