神の視点でエモーションコントロール!

2018年12月4日
自己啓発

皆さん、こんにちは。

前回お話しした、子どもの定期試験が終わったのも束の間、数十ページのレポートを試験終了二日後に提出しなくてはいけないということで、又々、あれこれとアドバイスをしていました。

中学生とは言え子どもですから、いくら「時間管理」と言ったところで、なかなか伝わらないのはわかっていますし、無理強いもしていないのですが、先日は、周りの人が時間を使って協力してくれたことに対して、ぞんざいな態度を取っていたことに我慢できず、思わず怒りの声をあげてしまいました。

私は、そもそも全く怒らない性格で、むしろ「無感情」くらいに思われることが多かったのですが、結婚して子どもができてからは、様々な事情で割と感情が表に出るようになり、今では人並みくらいに(?)怒ったりはするようになりました。

もっとも、それが良いことかと言えば、私自身にとっては、あまり良いことではないようで、やはり怒るのは良くないと思い、その日以降「怒らない」と子どもに宣言しました。

感情自体を無理やり押し殺す必要もありませんし、正当な理由があれば、怒りたい時に怒り、泣きたい時に泣けば良いと思いますが、やはり感情的になると、判断力が低下し、冷静に考えることができなくなります。

例えば、サッカーなどでは、気持ちを熱くして自身を盛り上げていくことが必要である一方、相手にファウルを取られて過剰に熱くなってしまったり、逆に、自チームのミスや失点の連続で気持ちが下がってしまえば、焦りがつのって思考停止してしまい、目の前のことしか考えられなくなります。

私は、子どもの試合がある日は毎回観戦していますが、負ける日は、序盤に押されて焦らされるか、早々に失点して落胆したまま終了するパターンがほとんどです。

時々話題にするFXなどのトレードでも、大きく負けてしまうのは、含み損が増えて気持ちが焦り、正しい判断ができず、「早く取り返そう」とルールを破って大損を出してしまう場合です。

日常生活では、感情的になって損をするということは多くありませんが、仕事の場合、険悪なムードでクライアントとの関係が悪化するということもあり得ますし、あるいは、様々なストレスでイライラがつのり手元の仕事に集中できない、といったことがあるかもしれません。

偉そうなことを言っている私自身も、仕事が立て込んで作業が進まない時などは焦ってしまうことがありますが、感情的になったり、思考がぶれてしまうような時には、一旦、心を落ち着けるために、視点を変えるようにしています。

人は、感情が高ぶったり、焦りが募っている際、目の前のことにしか考えが及ばない状態に陥ります。

ですので、私の場合は、何か気持ちが焦ったり、感情が大きく変化するような時には、目の前のモノやコトから目を話すべく、マインドを「神の視点」へとズームアウトします。

神がいるかどうかという話はさておき、仮に宇宙を想像したのが神で、その宇宙をどこかから俯瞰しているのが神だとすれば、その神の視点のように、遠くの場所から自分自身のことを考えるようにします。

有名な家具デザイナーであるイームズ夫妻によって制作された「Powers of Ten」という映画では、公園で寝そべる人を、今で言えばドローンで撮影しているかのような視点から徐々にズームアウトし、最後には宇宙の果てまで離れていくという、深遠な映像が映し出されていきますが、その「Powers of Ten」のように、宇宙レベルで自分を俯瞰してみると(そのように想像してみると)、いかに自分がちっぽけなことに右往左往しているか気付かされます。

又、外に出る余裕がある時には、リフレッシュするために外出し、空を眺めながら歩いてみることをオススメします。

空を仰ぎ見ているので、「Powers of Ten」とは逆方向ですが、広い空を見ていると、自分の存在の小ささを感じて、怒っていたりイラだっていたことが、どうでもよく感じるようになるでしょう。

そのように普段から、自分自身を別の視点で、つまり、客観的な視点から観察するようにしていると、いざという時にエモーションコントロールが自然に機能し、判断すべき局面であれば、適切に対処できるようになります。

「普段イライラがち」「感情が不安定で失敗することが多い」という方は、この「神の視点」を頭にイメージし、宇宙レベルで自分を眺めてみましょう。

感情を上手にコントロールし、冷静な判断を即座に行えるよう日々鍛錬してゆけば、様々な局面でアドバンテージを得て、成功へのチャンスも見逃さないスキルが身につくことでしょう!

この「神の視点でエモーションコントロール!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。


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