皆さん、こんにちは。
VALUという、自分自身の価値をVAという単位で株のように発行するウェブサービスがありますが、サービスインした当初は審査に跳ねられ放置していたものの、たまたまログインして不足していた本人確認書類を提出したところ、即座にVA発行権限が与えられました。
なぜ審査に通らなかったかと言えば、VALUは、基本的にfacebook、twitter、Instagramのフォロワー数、そして、投稿数やその内容を審査基準にしていますので、SNSで過去のエントリーを全削除していた私のアカウントは不適正とみなされたのでしょう。
又、投稿が無いにも関わらず、フォロワー数はそれなりの数がいましたので、なおさら対象外とされたのかもしれません。
今回審査に通ったのは、最近私がtwitterを再開し、せっせと投稿しつつフォロワーも増え、それなりに影響力のあるアカウントにもフォローされるようになったからです。
VALUのようなサービスの場合、リアルでの面接でも無い限り、対象がどのような人物かはわかりませんので、結局、SNSのような表面的な活動で判断されてしまうのは、致し方ありません。
ところで、私自身は、SNSを楽しんでいますし、特に否定的な考えはありませんが、私は、昔からSNSを「印象操作ツール」だと言っています。
本人がそれを意識するかしないかに関わらず、SNSで人物像をイメージするための要素は、投稿に含まれる文字や写真しかありませんので、自ずと、その限られた情報から、投稿者の「印象」が形作られていきます。
つまり、意図せずとも自分の印象をコントロールしているのは自分であり、投稿内容によっては、いくらでも自分のイメージを作り上げることができるのです。
私は、最近、子どもに、「身だしなみ、言葉遣い、テーブルマナーは、最低限きちっとしたほうがよい」と伝えています。
それは、ある組織や社会の中に入った時に、つきあいの無い初めて出会った人が自分を判断する基準は、せいぜいその三要素くらいしか無いからです。
自分を偽るという意味ではなく、そうした表側の価値基準によって自分が判断されるのであれば、そんなことで損をするのもバカらしい話ですし、そもそも初めから最低限の印象を作り上げておけば良いのです。
話は戻りますが、良い意味でも悪い意味でも、SNSは自分の印象を作り、自分をイメージ付けることのできるツールです。
皆さんも、SNSやブログ等で情報を発信しているかと思いますが、先にお話ししたように、その発信内容が自分の印象となるのですから、真剣に情報発信を発信されているのでしたら、形作るイメージや発信テーマに慎重になるべきです。
もっとも、人の意見や考えに振り回されるような気遣いは不要ですし、反対意見や冷やかしをいちいち気にしていては、ひと昔に言われたような「SNS疲れ」のようになり、配信すること自体が負担になりますので、ある程度のスルー力(するーりょく)は必要です。
しっかりとしたテーマを元に自分自身を発信することができるようになると、やがて、自分像が客観的な視点から形作られ、そのフィードバックを元に自分自身を成長させることができます。
そして、アウトプットが増えれば増えるほど、自分自身について考察できるようになり、それが、より洗練された発信へとつながり、自分自身の価値が醸成され、気がつくと人脈も広がり、仕事のオファーや新しいコミュニティーへの誘いなどが来るようになるでしょう。
「SNSやブログはやっていない」という方は、そのような心配は無用かと思いますが、これから更に自分自身を売り出していきたいと思っている方は、どのような形でも沢山のアウトウプットをすべきです。
私の言う「印象操作」という言葉は、少し悪いイメージがありますが、オンラインにせよオフラインにせよ、自分自身の印象を操作するスキルを磨くことで、「自分の価値」を高める術が向上し、沢山の気づきを得ることができます。
「セルフブランディングが苦手だ」「自分を売り出す方法がわからない」という方は、まずは自分自身のテーマを見つけましょう。
「テーマが見つからない」という方も、自分の好きなこと、趣味趣向を積み重ねていけば、次第に、自分像が浮かび上がってきます。
その浮かび上がった自分像を少しずつ蓄積していくと、それが自分のテーマ=他人から見た印象となり、「自分の価値」へと変換されていくはずです!
この「自分の価値を醸成する印象操作!」は、また、本ブログやメルマガで掘り下げていきたいと思います。